その名は「Mi.To」、ベビー・アルファの概要ついに発表!

2008.03.17 自動車ニュース

その名は「Mi.To」、ベビー・アルファの概要ついに発表!

伊フィアットは、2008年3月14日、アルファ・ロメオの新型コンパクトモデル「Mi.To」の概要を発表した。

かねてから「ベビー・アルファ」や「ジュニア」といった名前で噂されていたこのクルマの正式名称は「Mi.To」となった。“Mi”はアルファ・ロメオゆかりの地ミラノ、“To”はトリノを表す。いずれもイタリアでは、自動車ナンバーをはじめ広く一般に用いられている都市の略号である。当然ながら伊語のmito(伝説)にもかけたネーミングであろう。

スタイリング、ディテールともに、デザインは「8Cコンペティツィオーネ」のムードを継承させることに精力が注がれている。
全長×全幅×全高は4060×1720×1440mm。参考までに「アルファ147」と比べると全高は同じだが、全長で160mm短く全幅で10mm狭い。これからも察することができるように、Mi.Toは147の後継車ではなく、その下のエントリーモデルという位置づけだ。
ちなみに147の正式な後継車は、5ドアのみで発表されるというのが目下の通説である。

パワーユニットは、ガソリン/ディーゼル全4種類で、当初は90馬力から155馬力が用意されるが、ハイパワーモデルの追加が早くもメーカーによって示唆されている。

運転者が「ダイナミック」「ノーマル」「オールウェザー」の各モードを選択すると、それに応じてエンジン、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、トランスミッションを総合制御するシステムも搭載される。これをメーカーは、前述の3モードの頭文字をとって「アルファDNA」システムと名付けている。

参考までに2007年のヨーロッパでは、「MINI」の販売が前年比+26.8%と驚異的な伸びを示した。もちろんこれは、Mi.Toの妹分にあたる「フィアット・グランデプント」からすると微々たる数字。だがプレミアムコンパクトという、普通の小型車より利益率の高い“おいしい市場”で指をくわえて傍観するしかなかったアルファ・ロメオにとって、ようやく強力な持ち駒を得たといえよう。同時にお膝元であるイタリア市場で、アルフィスタ平均年齢の若返りにも貢献することが期待されるだろう。

Mi.Toは、2008年6月に正式発表ののち、7月から各国で順次発売される。

(文=大矢アキオ Akio Lorenzo OYA/写真=FIAT GROUP AUTOMOBILES)

アルファ「Mi.To」
アルファ「Mi.To」

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