【スペック】カブリオ:全長×全幅×全高=2720×1560×1540mm/ホイールベース=1865mm/車重=830kg/駆動方式=RR/1リッター直3DOHC12バルブ(71ps/5800rpm、9.4kgm/4500rpm)/価格=205万円(テスト車=219万7000円/メタリックペイント=4万2000円/シートヒーター付き本革シート=10万5000円)

スマート・フォーツークーペ(RR/5AT)/フォーツーカブリオ(RR/5AT)【試乗記】

自動車界の異端児 2008.03.14 試乗記 スマート・フォーツークーペ(RR/5AT)/フォーツーカブリオ(RR/5AT)
……190万7000円/219万7000円
フロントマスクが優しい印象になったニュー「スマート」。全長が180mm伸びたことで、サイドビューの印象も一新された。1リッター+5ATになった新型の走りの印象は?

クルマの枠をはみ出した乗り物

「クルマの常識をぶっ壊す!」と開発陣がいったかどうかは知らないが、「その寸法、ホイールベースですか?」と聞き返されそうな短い全長に、乗車定員たった2名と割り切ったキャビン、ちょっとへんてこなモノフォルムのデザインなど、独自の世界を切り拓いたのが初代「スマート」である。たしかにタイヤ4つとエンジンは付いているけれど、いままでと同じ尺度でその魅力を計り知ることが難しい、クルマの枠をはみ出した乗り物なのだ。

その後「スマート・フォーツー」に改名されたスマートがコンセプトを守りながら2代目へと進化し、日本の路上を走り始めた。新型の値段は、クーペが176万円、カブリオが205万円と決して安くない。コンパクトカー王国の日本なら、軽自動車でも、コンパクトカーでも、もっと安い値段でよりどりみどり。そのうえスマートがふたりしか乗れないとなると、どう見ても分が悪い。でも、スマート・フォーツーを他のコンパクトカーと別のものさしで測ると、その潔いスタイルが俄然輝き出してくる。

写真は、オプション設定されるシートヒーター付き本革シート。標準の場合、ドアトリムやダッシュボードなどにもシート地と同色のファブリックが配される。
写真は、オプション設定されるシートヒーター付き本革シート。標準の場合、ドアトリムやダッシュボードなどにもシート地と同色のファブリックが配される。
 
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