【スペック】クラウン 3.5アスリート Gパッケージ:全長×全幅×全高=4870×1795×1470mm/ホイールベース=2850mm/車重=1660kg/駆動方式=FR/3.5リッターV6DOHC24バルブ(315ps/6400rpm、38.4kgm/4800rpm)/価格=567万円(テスト車=649万3200円/スペアタイヤ車両装着タイヤ=7万2450円/プリクラッシュセーフティシステム&後方プリクラッシュセーフティシステム=66万1500円/トヨタプレミアムサウンドシステム=8万9250円)

トヨタ クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ/3.5アスリート Gパッケージ【試乗速報】

進化した性能と薄れてしまった精神性 2008.03.13 試乗記 トヨタ クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ(FR/6AT)/3.5アスリート Gパッケージ(FR/6AT)
……535万円/567万円

トヨタ自動車の最長寿モデル「クラウン」がフルモデルチェンジした。前回、大きな変貌を遂げた“ゼロ・クラウン”は、その後どのように進化したのか?

マイルドな乗り味

3.0ロイヤルサルーンGのステアリングを握って走り出し、まず思ったのは「昔のクラウンが戻ってきた」ということだった。

“ゼロ・クラウン”と銘打ち、オーナーカーとしての性格を強調すべく大きく変身を遂げた先代クラウンは、新しいプラットフォームの採用によって操縦安定性を格段に高めていたが、一方でそれまでのフワフワした良くも悪くもクラウンらしい乗り味と決別。それが賛否両論を巻き起こしていた。新型は、それを以前の方向性へと引き戻したわけだ。

もっとも、操縦安定性まで以前のようになってしまったわけではない。プラットフォームを先代と共用するだけに基本的な資質は変わらない。操舵力が軽減されたステアリングは中立感が曖昧ではあるが、きっちり真っ直ぐ走る。コーナリングも、ロイヤル系にもAVSと呼ばれる減衰力可変ダンパーを採用した割にロールは大きめながら、接地感におぼつかないところはなく、急な切り返しでも不安に思わせることは皆無である。

写真は、3.0ロイヤルサルーンG。アスリート系とロイヤル系では、グリル、ヘッドライト、バンパー、サイドシル、ホイールなどが異なる。
トヨタ クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ/3.5アスリート Gパッケージ
内装パネルは、ロイヤルが茶系の木目調、アスリートが黒系の木目調、ハイブリッドは幾何学調パネルが採用される。
トヨタ クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ/3.5アスリート Gパッケージ
クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ:全長×全幅×全高=4870×1795×1470mm/ホイールベース=2850mm/車重=1630kg/駆動方式=FR/3.0リッターV6DOHC24バルブ(256ps/6200rpm、32.0kgm/3600rpm)/価格=535万円(テスト車=577万8400円/スペアタイヤ車両装着タイヤ=6万900円/プレミアムシルバーパール=5万2500円/プリクラッシュセーフティシステム=14万7000円/クリアランスソナー=7万3500円/マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ=9万4500円)
トヨタ クラウン 3.0ロイヤルサルーンG オットマンパッケージ/3.5アスリート Gパッケージ

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