メルセデス・ベンツGLKのディーゼルハイブリッド版が登場【ジュネーブショー08】

2008.03.12 自動車ニュース
メルセデスGLKのディーゼルハイブリッド版が登場【ジュネーブショー08】

【ジュネーブショー08】メルセデス・ベンツGLKのディーゼルハイブリッド版が登場

独ダイムラーは、新型SUVのGLKクラスに、ディーゼルハイブリッドを組み合わせたエコモデル「メルセデス・ベンツ GLK ブルーテック・ハイブリッド」を発表した。

メルセデス・ベンツGLKのディーゼルハイブリッド版が登場【ジュネーブショー08】の画像
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■最新環境技術を満載したエコSUV

メルセデス・ベンツGLKクラスは、Cクラスのプラットフォームをベースに作られたコンパクトSUV。年内にも日本導入が予定されている期待のモデルだ。メルセデスのラボでは早くもGLKに最新のパワートレインを搭載し、低燃費化とともに次世代の排出ガス基準をパスできるエコ仕様の開発が進められている。それが今回ジュネーブショーで発表された「GLK ブルーテック・ハイブリッド」だ。

メルセデスはさまざまなハイブリッドシステムの開発を進めているが、GLKが搭載するのはディスク状の薄型モーターをエンジンとトランスミッションの間に挟み込む簡易的なハイブリッドユニット。モーターはエンジン始動時のスターターとしての機能と発電機の機能を兼ねている。モーター単体での出力(トルク)は16.3kgmとガソリンエンジン換算で1.5リッター車並。とりわけコンパクトに仕上げられる点と、始動時や高負荷時にエンジンをアシストすることで燃費性能を効果的に向上させられる点が優れている。

搭載エンジンは、2.2リッターディーゼルターボ。ピエゾインジェクターを備えたコモンレールシステムを搭載し、2000barの超高圧&高速で燃料を噴霧。エンジン単体でも燃焼効率が高い(クリーン)とされる最新ユニットだ。これに「AdBlue」と呼ばれる、排出ガスにアンモニア成分を吹きかけ、NOxを大幅に低減する排出ガスの後処理装置(尿素SCR触媒)を組み合わせ、超低排出を実現している。排出ガス基準では、米国の次世代排出ガス基準「TierII Bin5」や、欧州の次々世代基準「Euro6」をパスできるクリーンさを誇る。

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システム全体では、最高出力が224ps、最大トルク57.1kg-mを発生。0-100km/h加速は7.3秒と、このクラスのSUVとしては力強く、最高速は215km/hに達するポテンシャルを持つ。いっぽう燃費は、100km走行あたり必要な燃料が5.9リットル(16.9km/L)と優れており、CO2排出量は157gとこのクラスの中では少ないレベルを実現している。

難があるとすれば、ガソリンエンジンよりコスト高のディーゼルエンジンに、さらにモーターやバッテリー、後処理装置を組み合わせているため、かなり高額なクルマになってしまいそうなところ。量産効果でどこまで抑えられるかに期待がかかる。

(webCG 曽宮)

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