マセラティ・グラントゥーリズモに高性能版「S」登場【ジュネーブショー08】

2008.03.11 自動車ニュース

【ジュネーブショー08】マセラティ・グラントゥーリズモに高性能版「S」登場

マセラティはジュネーブショーで、グラントゥーリズモの高性能版「グラントゥーリズモS」を発表した。

■セミオートマ仕様はトランスアクスル

マセラティ グラントゥーリズモは、クアトロポルテ(4ドアセダン)のプラットフォームをベースに、ホイールベースを短縮し、スポーティな2ドアボディを組み合わせたクーペモデルだ。2007年3月のジュネーブショーでデビューした時点では、オートマチック仕様の設定しかなかったのだが、1年後の同じショーでセミオートマ仕様が登場した。

搭載するエンジンとトランスミッションは、ともに新開発ユニット。エンジンは、従来より排気量が500cc大きく、最高出力は35ps増の440psにアップ。最大トルクも3.1kgm増強され、50kgmとなった。

トランスミッションは、「MCシフト」と呼ばれる新機構が採用された。MCシフトは、シフトチェンジ時間の短縮化を追求した2ペダルのセミオートマ。注目は、搭載位置がフロントではなく、リアアクスル前方に配置したトランスアクスルとした点だ。つまりグラントゥーリズモSはクアトロポルテ同様に、AT仕様はトランスミッションをフロント配置に、セミオートマ(マニュアル)仕様ではリア配置という凝った設計となっているわけだ。

このほかグラントゥーリズモとグラントゥーリズモSの違いとして、「S」ではブレーキが強化され、ブレンボと共同開発した大径ディスクローターにアルミ製6ピストンキャリパーが組み合わされることやホイールが20インチにサイズアップされたことなどが挙げられる。

自動変速モードとマニュアルシフトの両方の楽しみが味わえるマセラティ グラントゥーリズモS。国内発表は2008年5月頃になる見通しだ。なお、価格やデリバリー開始時期は今のところ未定だ。

(webCG 曽宮)


マセラティ・グラントゥーリズモに高性能版「S」登場【ジュネーブショー08】の画像
内装は、上質なレザーとアルカンターラのコンビタイプを採用。ホールド性の高いシート形状で、シートバックにはパイピング加工が施される。
内装は、上質なレザーとアルカンターラのコンビタイプを採用。ホールド性の高いシート形状で、シートバックにはパイピング加工が施される。
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