第29回:2008年度、ヨーロッパ自動車殿堂入り発表! 大矢アキオが選ぶ自動車殿堂入りさせたい、町の自動車マンたち

2008.02.24 エッセイ

2008年度、ヨーロッパ自動車殿堂入り発表!大矢アキオが選ぶ自動車殿堂入りさせたい、町の自動車マンたち

もちろん、意義なーしッ!

殿堂といえば、世の中では即座に「野球殿堂」を思い出す人が多いと思う。
実はクルマ界にも米、欧、日にそれぞれ「自動車殿堂」が存在する。
そのなかの「ヨーロッパ自動車殿堂」は、業界紙オートモーティブニュース・ヨーロッパが執り行っている。協賛企業もついていて、2008年度はベントレー、BMW、ダイムラー、フォード、GM、ポルシェなど8社がサポートしている。

すでに殿堂入りしている人物の一例を示すと、ゴットリープ・ダイムラー、カール・ベンツ、エンツォ・フェラーリ、フェルデナント・ポルシェといった人たちだ。誰が見ても「意義なーしッ!」な人物が、くまなく押さえられている。

同時に、近年功績があった自動車マンにも殿堂入りの機会は与えられている。たとえば昨年は、メルセデス・ベンツのデザイン・ディレクターを長年務めたブルーノ・サッコが選ばれた。
彼はイタリア出身でありながらメルセデスのスタイリング・ポリシー確立に献身し、ついにはドイツに帰化してしまったくらいだから、受賞に充分値するだろう。

オペル5兄弟 。(photo=GM)
オペル5兄弟 。(photo=GM)
ジアコーザの名作のひとつ「フィアット・トポリーノ」。(photo=FIAT)
ジアコーザの名作のひとつ「フィアット・トポリーノ」。(photo=FIAT)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。