フィアット500、待望の国内デビュー!

2008.02.22 自動車ニュース

フィアット500、待望の国内デビュー!

フィアット500、待望の国内デビュー!

フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは2008年2月22日、待たれていたフィアット500を国内発表、3月15日より販売を開始する。


フィアット500、待望の国内デビュー!の画像

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■価格は225万円

チンクエチェントの名で親しまれる「フィアット500」が、ついに日本にやってきた。フィアット500は、フィアット・ブランドの中で、いや、イタリアで、もっともベーシックな部類に入るコンパクトカー。サイズは、全長×全幅×全高=3545×1625×1515mm。パンダとほぼ同サイズのコンパクトなキャビンに、大人4名が乗れる居住スペースを確保。そしてこのスタイル。リーズナブルな価格。クルマ好きなら反応しないはずがない。

昔のモデルを知らない人にも十分に訴求できる魅力を持つフィアット500だが、一応このクルマ最大のウンチクは、往年の「NUOVA 500」の復刻版という、歴史と名声を背負っていることにある。ドイツのビートルやイギリスのミニなどのように、庶民の手の届きやすい価格でイタリアの人々にモータリゼーションという自由をもたらす貢献をしたフィアット500は、イタリアのヒーロー的存在。ゆえに彼の地では、このクルマの復刻日に国をあげてのお祭り騒ぎになったことは、過去記事に詳しいので、そちらをご覧いただきたい。

日本導入モデルは、1.2リッター(69ps/10.4kgm)の「フィアット500 1.2 8V ラウンジ」。トランスミッションはATモード付きの5段シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」。価格は225万円。なお、発売と同時に200台限定の特別仕様車「フィアット500 1.2 8V ラウンジSS」が設定され、そちらは233万円である。


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■媚びすぎないデザイン

デザインは、フィアット社内デザインチームによって、ダンテ・ジアコーザが手がけた往年の500を忠実に再現するようにして行われた。フロントにラジエターグリルがないのは、かつての500がリアエンジンで、そこから吸入する必要がなかったため。だが、現代のパンダをベースに作られた500はフロントエンジン・フロントドライブ。ゆえに本当はラジエターグリルがあって然るべきなのだが、エアはバンパー下から吸い込む仕組みとなっている。

内装は、強いていえば、大きな丸形シングルメーターと操作ボタンなどが、当時のモデルをモチーフとしたのかもしれないが、似ているのはその程度。変に媚びたり、デザインで遊びすぎたりはせず、現代に通じる実用性とこのクラスでは立派な質感が確保されている。

リアシートは左右分割式(50:50)で、乗車人数と荷物の量にあわせて片側だけ倒すか、両方倒すかを選択できる。ラゲッジルーム容量はリアシート使用時は185リッターと狭いが、2名乗車時なら後席を格納して最大550リットルまで拡げられる。なお、車検証上の乗車定員は4名。5名乗車はNGだ。


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■ボディカラーは全6色、内装色は2タイプ

装備は、前席パワーウィンドウ、マニュアルエアコン、CD&MP3プレーヤー、リモコンキー、集中ドアロック、オーディオコントローラー付きレザーステアリング、それにこのクルマの特徴である大型ガラスルーフが標準装備される。

安全装備も充実していて、デュアルエアバッグ、前席サイドエアバッグ、前席ウインドエアバッグ、運手席ニーエアバッグ、ESP(ヒルホールドシステム付き)などが標準装備される。

標準設定のボディカラーは、ソリッド系がホワイト、ブルー、レッド、アズールの4色、メタリック系はブルーとブラックの2色で、計6タイプの色が選べる。インテリアカラーは、ボディカラーによってブラック/アイボリーとブルー/アイボリーの2タイプが設定される。

発売と同時に設定される特別仕様車の「フィアット500 1.2 8V ラウンジSS」は、上記の装備に加え、フォグランプ、ボディ同色サイドモール、クローム仕立てヒーテッドドアミラー、フルオートエアコンが装備され、スタイリッシュなエクステリアを提案するモデル。ボディカラーは、ソリッドのホワイトとレッド、メタリックブルーの3色からチョイスできる。

(webCG 曽宮)

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