【スペック】2.0XSプラチナセレクション:全長×全幅×全高=4560×1780×1645mm/ホイールベース=2615mm/車重=1470kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(148ps/6000rpm、19.5kgm/3200rpm)/価格=227万8500円(テスト車=286万1250円)

スバル・フォレスター2.0XSプラチナセレクション(4WD/4AT)/2.0XT(4WD/5MT)【試乗記】

すっかりSUVになっちゃって 2008.02.20 試乗記 スバル・フォレスター2.0XSプラチナセレクション(4WD/4AT)/2.0XT(4WD/5MT)……286万1250円/296万6250円

2007年12月のフルモデルチェンジで誕生した3代目フォレスター。それは以前のモデルとは別車種になったかのような変貌を遂げていた。

動きがちょっと鈍くなった?

SUVとセダンをミックスしたクロスオーバーSUVの草分け的存在として、1997年に初代が登場したフォレスター。それから10年が経って登場した3代目は、当初のコンセプトより、ずいぶんSUV寄りのクルマに変わっていた。先代モデルはベースとなったインプレッサほどではないが、オンロードで優れたパフォーマンスを示すセダンライクなクルマだった。新型になってそうしたクロスオーバー的なキャラクターは薄れ、グッとSUVに近づいた感じだ。

どんなところがSUVっぽいかというと、図体が大きく“腰高”になったところだ。これが見た目の雰囲気をワイルドに見せているだけでなく、走りやユーティリティ面にも影響している。良い面としては、着座位置がアップしたため、見晴らしが良くなったことが挙げられる。また、高い車高に最適化されたサスペンションにより良好な乗り心地が味わえるようにもなった。またサイズアップにより荷室が広がったこと(ゴルフバッグが4つ入る)や、ちょっとした段差も気にせずガンガン行ける頼もしさも魅力だろう。

ただし、先代モデルと比べ、オンロードでの動きはやや鈍くなった。車高(重心)が高くなった影響で、ステアリングを切ると従来よりワンテンポ遅れて反応する。また、最近のクロスオーバーモデルの中にあってフワフワ感も少ないほうではない。そうしたことから「すっかりSUVになっちゃって」と感じたのだ。

車高&全高が上がったことにより見晴らしは抜群。それだけで世界観はずいぶん変わってくるもの。
車高&全高が上がったことにより見晴らしは抜群。それだけで世界観はずいぶん変わってくるもの。
これだけロードクリアランスが確保されていると、よほどのことがない限り“腹”を擦ってしまうことはないだろう。
これだけロードクリアランスが確保されていると、よほどのことがない限り“腹”を擦ってしまうことはないだろう。

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