第6回:ホンダ編【どうなるクルマの未来】

2008.02.04 自動車ニュース

【どうなるクルマの未来】第6回:ホンダ編

巨額の費用を投じて開発が続けられる自動車たち。では、「ちょっとした未来、たとえば、2010年にはどこまで進化してますか?」国内各メーカーに、webCG編集部が取材を試みた。

(※商品企画に関わることなので具体的にはお答えできないという前提のもと、できる範囲内でお答えいただいた内容です。ご了承ください)

■2010年には販売台数の1割がハイブリッドに

2010年におけるクルマの進化という点では、環境問題への取り組みがより進むことが間違いないでしょう。日本の「ポスト新長期」、米国の「Tier2 Bin5」という排ガス規制が2009年に導入され、2010年には欧州の「ユーロ5」も施行されることで、クルマの環境対応を進めていかなくてはならない状況になるからです。

ホンダとしては、まず2009年には「シビック・ハイブリッド」に加え、新型のハイブリッド専用車を投入します。このクルマは新開発のモーターアシストシステムを搭載したうえ、お求めやすい価格での販売を目指しています。さらに、東京モーターショーで出展した「CR-Z」をベースとする、スポーツハイブリッドも発売予定です。
ホンダではこれらのハイブリッド車を世界規模で販売し、2010年頃には四輪総販売台数の約10%がハイブリッド車になるとイメージしています。

■日本のディーゼル投入は2009年

欧州で人気のディーゼルエンジン「i-DTEC」も2世代目に進化し、まもなくデビューする新型「アコード」を皮切りに搭載していきます。2009年には北米、続いて日本にも展開する予定です。

さらに次世代のクルマである燃料電池車「FCXクラリティ」は、2008年から北米、日本でのリース販売が始まります。同時に、燃料電池車への水素供給とコージェネレーション機能を兼ね備えた「ホーム・エネルギー・ステーション」の開発、普及も進めていきたいと思います。

なお、これら環境対応技術も含めた研究開発のために、ホンダは研究施設を新設しています。本格稼働は2010年からの予定です。

(本田技研工業 広報部)

2007年東京モーターショーに出展された「CR-Z」。
2007年東京モーターショーに出展された「CR-Z」。
「スポーツハイブリッド」の発売は、2007年末の社長会見でも公言された。
「スポーツハイブリッド」の発売は、2007年末の社長会見でも公言された。
2008年ジュネーブショーで出展される新型「アコード」には、新開発の2.2リッターi-DTECディーゼルエンジンが搭載される。
2008年ジュネーブショーで出展される新型「アコード」には、新開発の2.2リッターi-DTECディーゼルエンジンが搭載される。
2007年ロサンゼルスショーで発表された、市販型の燃料電池車「FCXクラリティ」。
2007年ロサンゼルスショーで発表された、市販型の燃料電池車「FCXクラリティ」。

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