【スペック】 タント Xリミテッド(手前):全長×全幅×全高=3395×1475×1750mm/ホイールベース=2490mm/車重=930kg/駆動方式=FF/0.66リッター直3DOHC12バルブ(58ps/7200rpm、6.6kgm/4000rpm)/価格=132万3000円(テスト車=139万6500円/アジャスタブルパック=1万5750円/サポートパック=3万1500円/ETCユニット=2万6250円)

ダイハツ・タントXリミテッド(FF/CVT)/タントカスタムRS(FF/CVT)【試乗記】

実用車のカガミ 2008.01.30 試乗記 ダイハツ・タントXリミテッド(FF/CVT)/タントカスタムRS(FF/CVT)
……139万6500円/183万7500円

広さを追求したスクエア軽ワゴンの「タント」が、使いやすさにもこだわって2代目に進化。気になる居住性と、乗り心地を確かめる。

唯一の課題はシートアレンジ

びっくりした。これが100万円台前半で買える軽自動車だなんて。
2007年末に2代目に進化した「ダイハツ・タント」は、驚くほど広い開口部と室内を持つだけでなく、質感や乗り心地などあらゆる性能を高次元で融合させた、実用車のカガミといいたくなる存在だった。

最大のウリが、センターピラーレスの助手席側電動スライドドアにあることはいうまでもない。直角まで開くフロントドアもろとも開けると、間口は1480mmにもなる。通勤電車のドア(平均1300mm)より広いのだ。スライドドアだけでも開口幅は580mmもあるので、真横からスムーズに乗り込める。

車内に入ると、今度は後席の広さに驚く。身長170cmの自分がドライビングポジションをとった後ろで、260mmのシートスライドを最後方にセットすると、足が組めるどころか、前に伸ばすことさえできるのだ。
ただし座り心地はイマイチ。シートを畳むことを重視しすぎたようで、座面の傾きがなく、背もたれは短い。レバーで背もたれを前に倒したあと座面下のストラップでロックを解除し、背もたれ裏のストラップを引いてレッグスペースに格納するという、3段階の操作が必要になる折り畳み操作も気になる。これらの課題を克服したら、1台でリムジンからライトバンまでこなせるスーパー軽になったことだろう。

 
ダイハツ・タントXリミテッド(FF/CVT)/タントカスタムRS(FF/CVT)【試乗記】の画像
 
ダイハツ・タントXリミテッド(FF/CVT)/タントカスタムRS(FF/CVT)【試乗記】の画像
後席頭上には物入れとなる「オーバーヘッドコンソール」が備わる。(Xリミテッドはオプション)
後席頭上には物入れとなる「オーバーヘッドコンソール」が備わる。(Xリミテッドはオプション)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事 ホームへ戻る