第4回:ミツビシ編【どうなるクルマの未来】

2008.01.28 自動車ニュース
実証走行試験が続けられる「i MiEV」。
第4回:ミツビシ編【どうなるクルマの未来】

【どうなるクルマの未来】第4回:ミツビシ編

巨額の費用を投じて開発が続けられる自動車たち。では、「ちょっとした未来、たとえば、2010年にはどこまで進化してますか?」国内各メーカーに、webCG編集部が取材を試みた。

(※商品企画に関わることなので具体的にはお答えできないという前提のもと、できる範囲内でお答えいただいた内容です。ご了承ください)

こちらはコンセプトカー「i MiEV SPORT」。家庭用コンセントにつなぐプラグが付いている。
第4回:ミツビシ編【どうなるクルマの未来】

■地球温暖化対策の切り札「i MiEV」

昨今の環境問題に対応すべく、さまざまな技術開発を進めており、2010年においては以下の技術が投入されていることと思います。

まず国内では、電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」の実用化です。現在、電力会社との共同研究や実証走行試験を重ねています。2010年までには市場投入が実現できそうです。
性能は現在のところ、航続距離は一回の充電で160kmを確保しつつ、動力性能はベース車の「i(アイ)」を凌ぐものとなっています。もちろん電気自動車ですので、走行中のCO2排出はゼロ(発電時のCO2排出を含めても、ガソリン車の約3割ほど)で、地球温暖化対策の切り札になるでしょう。
一般家庭での充電が可能で、ランニングコスト(電気代)は、昼間の充電でガソリン代の1/3、夜間の場合では1/9で非常に経済的となり、さらに居住空間もベース車とまったく同じで、コミューター用途として十分な性能だと思います。

2007年の東京モーターショーに出展された、2.2リッターディーゼルエンジンは、ターボチャージャーをドッキングさせ、188psと41.0kgmを発生する。
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■クリーンディーゼルエンジンも積極投入

ガソリン車並のクリーンな排出ガスを実現した新開発のクリーンディーゼルエンジンを、2009年以降、欧州向け主要車種から順次搭載する予定です。同クラスのガソリン車よりパワフルであるにもかかわらず、ガソリン車を凌ぐ燃費を実現し、「走る歓び」と「環境への配慮」を両立。
なお、クリーンディーゼルエンジンの国内導入は現時点では未定となっております。

さらに、石油燃料代替車としてのFFV(フレキシブル・フューエル・ビークル、俗にいうバイオエタノール車)は、2007年6月のブラジル投入に続き、米国等にも今後導入します。

エンジン以外での環境対応としては、三菱独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」があげられます。現在は「i(アイ)」特別仕様車のフロアマットに採用しています。

(三菱自動車工業 広報部)

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