第59回:日本最大のトライデント祭り「マセラティ・デイ」に参加!

2008.01.25 エッセイ

第59回:日本最大のトライデント祭り「マセラティ・デイ」に参加!

マセラティオーナーである自動車ジャーナリストの森口将之が「マセラティ・デイ」に参加。千葉県で行なわれたイベントを写真でリポート。

12月開催ということでトライデントもクリスマス色に。「Buon Natale」とは「Merry Christmas」を示すイタリア語です。
第59回:イタリア・マセラティ公認「マセラティ・デイ」に参加!
イベントの華、スーパーカーの初代「ギブリ」と「ボーラ」。同じV8をギブリはフロント、ボーラはミドシップにマウント。
第59回:イタリア・マセラティ公認「マセラティ・デイ」に参加!
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの協力で最新の「グラントゥリズモ」が登場。60年前に生まれた「A6-1500」とご対面。
第59回:イタリア・マセラティ公認「マセラティ・デイ」に参加!

■オーナーイベントの魅力は

購入前は期待、購入後は不安。クルマを手に入れたとき、それが初めてのブランドだったりすると、こんな気持ちになるんじゃないでしょうか。昨年「マセラティ3200GT」をゲットした私、森口将之も同じ気持ち。
そういう場合は、同じ趣味を持つ人を訪ねて聞きまくるのがイチバン。というわけで、日本最大のマセラティの集まり、「マセラティ・デイ」に参加してきました。

これは、イタリア・マセラティ社公認クラブでもあるマセラティ・クラブ・オブ・ジャパンが主催するイベントで、今回で第14回。クラブのメンバーでなくても、マセラティ・オーナーであれば誰でも参加できます。従来は毎年秋に開催されていたのですが、今回は2007年12月8日、9日の2日間、千葉県木更津市のホテルで行われました。

パレードラン、ディナーパーティー、オーナーインタビュー、コンクールデレガンスなど様々なメニューからなるこのイベント、会場の時間の流れはゆったりしているのに、パレードランではとびきり熱い走りを堪能できる。
ディナーパーティーはフォーマルな服装で上品に語らいながら、二次会はラフな格好で夜遅くまで大騒ぎ。抑えるところは抑え、弾けるときは弾けるところがマセラティそっくりで、オトナの遊びという雰囲気にあふれた2日間でした。

ところでマセラティのオーナーはどんな人たちなのか? 一部の人が連想するチョイワル風は少数で、おとなしいオジサン(失礼!)がほとんどです。家族連れでの参加もけっこう多い。でもマセラティの話となると、とたんに目が輝きます。クルマ好き少年がそのまま歳をとった感じでしょうか。「オレのクルマすごいだろ!」なんていう自慢合戦はなし。ここでもオトナっぽい空気が流れていました。

そんな空気のなかに自分がいて、時間を忘れ、仕事も忘れてクルマの話に夢中になれることが、なんとも心地いいのです。
会場に着くまでは、「どんな人たちが来ているんだろう」などの不安も抱いたマセラティ・デイですが、結果的には言葉にできない感動をたくさんもらいました。めずらしいクルマをたくさん見ることができたから? 違います。イベントの魅力はクルマよりヒトなんです。

クルマの情報なんて、いまならインターネットの掲示板やブログでも仕入れることはできます。でも実際に相手と会って、直接言葉を交わすことで手に入る情報は、やさしさやぬくもりが感じられるものなのです。

最近めっきり見なくなった「ビトルボ・シリーズ」。この日はこんなに集結。手前はさらにめずらしい2シーターの「カリフ」。
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赤い「ギブリ」はマセラティと関係の深いカロッツェリア・カンパーナが製作した希少なスペチアーレ。右は「シャマル」。
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これまた貴重なワンメイクレース用モデルのギブリ・オープンカップ。2リッターツインターボエンジンはなんと330ps!
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今年も桜の便りを聞く頃には、各地でさまざまなイベントが行われるはず。あなたも愛車でひとっ走り、同好の士との交流を図ってはいかがですか?

引き続き、写真でお楽しみください。

(文と写真=森口将之)

♪ブーメラン、ブーメラン、と思わず口ずさんでしまいそう。「3200GT」は10台と車種別では最多参加でした。
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パレードランのスタート。先頭集団はゆったり安全運転だったのですが、「3200GT」などが中心の後ろの集団は……。
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ホテルの宴会場でのディナーパーティー。フォーマルな服に着替えてラウンドテーブルでフルコース。セレブ気分です。
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ディナーの最後に出されたデザートのティラミスにもトライデントが。思わず食べずにお持ち帰りしたくなりました。
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ふだんは青山ショールーム内にあるコーンズショップが会場に登場。こういった出店もイベントの楽しみのひとつ。
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パーティーが終わったところで記念写真をパチリ。このときは落ち着いた雰囲気ですが、二次会では一転して……。
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夜が明けて2日目の朝。前夜の宴が響いたのか、かなりけだるい雰囲気のなかで、まずはオーナーインタビュー開始。
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ウッドパネルとタンレザー、そしてゴールドの時計。いまなお妖艶な魅力を放つ「ビトルボ・スパイダー」のインテリア。
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「シャマル」のV8ツインターボエンジンを覗き込む参加者たち。赤い結晶塗装のヘッドを前に、話しているのはやはりあのこと?
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「ギブリ」と「ボーラ」はともにジウジアーロ・デザイン。リアクォーターのラインに共通性を発見することができます。
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主な参加車両を並べて今度はクルマの記念写真。お天気に恵まれたのは、マセラティ乗りたちの日ごろの行いがよいため?
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参加者全員の投票で選ばれたコンクールデレガンスの表彰式。8気筒部門賞のBest Ottoは前にも登場した「シャマル」が受賞。
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最後はジャンケン大会。このほかクリスマスプレゼント交換もあって、抱えきれないほどのおみやげを手にした人も。
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来年もまた会いましょう。Arrivederci!
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