スズキから新しい軽ワゴン「パレット」登場

2008.01.24 自動車ニュース

スズキから新しい軽ワゴン「パレット」登場

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スズキは2008年1月24日、新しい軽ワゴン「パレット」を発表、同月30日より販売を開始する。


スズキから新しい軽ワゴン「パレット」登場の画像

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■「フルサイズ軽」市場を狙うスズキの刺客

パレットは、ワゴンRで軽No.1の座を獲得したスズキが、軽市場のさらなる拡販を狙って送り出す戦略モデルだ。ワゴンRやムーヴよりさらに広い室内を確保した、「軽フルサイズワゴン」ともいうべきこの市場は、これまでダイハツ・タントが牛耳ってきた。その月間販売台数は8000台ほど。このパイを奪うスズキの刺客がパレットだ。

というわけで、後発のパレットにはタントにはない、いくつかの“軽初”装備が与えられた。一番の特徴は、両側スライドドア。タントが助手席側にピラーレス・スライドドア(運転席側は通常のヒンジ式)を採用するのに対し、パレットは両側にスライドドアを採用。グレードによって両ドアとも電動式となる。また、エアコンの冷風を利用してドリンク類を冷やせる助手席アッパーボックスも、“軽初”が謳われる装備のひとつだ。

エンジンは、54psのNAエンジンと、60psのターボエンジンの2タイプ。トランスミッションは、コラムシフトの4段AT仕様のみで、燃費は18km/リッターから20km/リッター。この点については、CVT搭載で20.5km/リッターを叩き出すタントに一歩及ばず。

価格は、111万3000円(NA・2WD・Gグレード)から169万3650円(ターボ・4WD・TSグレード)までとなる。月間販売目標は6000台を掲げる。


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■ダイハツ タントと互角に渡り合える広さ

ボディサイズは、全長×全幅×全高=3395mm×1475mm×1735mm、ホイールベースは2400mm。ワゴンRに使われているプラットフォームをベースに、ホイールベースを40mm延長。ダッシュボードから後ろ側を設計し直した。ボディサイズについては全高以外はワゴンRとほぼ同じ。床面全体を設計し直した理由は、低床フロアとし、室内寸法を稼ぎ出すため。その甲斐あって、1365mmに広がった室内高はボンネット型軽乗用車の中でクラストップだという。

ただし、2025mmの室内長がタント(2160mm)に一歩譲るなど、あくまでスペック上の数値ではあるが、後発のアドバンテージが活かしきれていない部分も。いずれにしてもタントと互角に渡り合えるレベルである。

このほかポイントとしては、リアシートのステップ高を低く設定し、乗降性が高められたほか、フロアトンネルを下げることで足元スペースの拡大が図られた。また荷室の床面の高さを低く設定し、荷物の出し入れを容易にする工夫が凝らされた。


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■軽とは思えない装備内容

シートアレンジについては、リアシートが50:50の分割可倒&リクライニング式となっている。またリアシートは、床下にスライド&格納式することで、荷室とフラットなフロアを作り出すことが可能。

装備面では、スズキ車で初めてキーレスプッシュスタートシステムが採用されたほか、軽最多となる10スピーカーシステムを搭載。また、ルーフスピーカーに青色LEDを採用し演出効果を狙うなど、いくつかの乗用車のトレンドを軽自動車に持ち込んでいる。また、前席SRSエアバッグ(全車)やSRSサイドエアバッグ(Gグレード除く)、SRSカーテンエアバッグ(TSグレード)、盗難防止装置(全車)の標準化など、安全&セキュリティ装備を充実させた。

エンジンは、658cc直列3気筒DOHCのNAとターボが用意される。NAのほうは最高出力54ps、最大トルク6.4kgmを発生。ターボは最高出力60ps、最大トルク8.5kgmを発生する。トランスミッションは全車4段ATを搭載。10.15モード燃費はターボ・4WDの18.8km/リッターからNA・2WDの20.0km/リッターまで。

バリエーションには、標準タイプ2グレードとエアロタイプ3グレードが用意される。エアロタイプは、フロントメッキグリルやディスチャージヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付きドアミラー、ルーフスポイラーなどが装備される。

(webCG 曽宮)

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