強者は騒がない【デトロイトショー08】

2008.01.22 自動車ニュース

【デトロイトショー08】強者は騒がない

2008年1月13日、米ミシガン州デトロイトで開幕した、北米国際自動車ショー(通称デトロイトショー)。今回は、ガソリン価格高騰や環境問題などにより、燃費性能を重視したクルマの展示が目立った。欧州車編北米車編に続き、日本車編を大川悠がリポートする。

今年のデトロイトショーの会場で、一番落ち着いて、悠然と構えていたように見えたのは日本メーカーである。周知のようにトヨタは生産台数においてGMを抜いて世界一になったし、ホンダも日産もアメリカでの販売を伸ばしている。マツダは「CX-9」でアメリカの「トラック・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。

つまりさまざまなマイナス材料を抱え込んで、何とか失地回復しようとやっきになっているアメリカメーカー、ポルシェが出品をやめたように、このデトロイトはもともとマーケットからしておもしろみがないとするヨーロッパメーカーとは違って、日系メーカーの大半は、さし当たって大きな不安はない。それどころか環境対策においても、依然として品質管理においても、アメリカメーカーをリードしている。

そのような状況が裏付けにあるからこそ、派手なニューモデルやコンセプトは少なくてもいい。そしてショーの演出も控えめであるのに関わらず、日本メーカーのブースは自信に裏付けられた落ち着きが感じられた。

(文と写真=大川悠)

強者は騒がない【デトロイトショー08】

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