今やスーパーカーもディーゼル アウディR8 V12 TDI【デトロイトショー08】

2008.01.21 自動車ニュース

【デトロイトショー08】今やスーパーカーもディーゼル アウディR8 V12 TDI

【デトロイトショー08】今やスーパーカーもディーゼル アウディR8 V12 TDI

アウディはデトロイトショーで、高性能ディーゼルエンジン搭載の「R8 V12 TDIコンセプト」を発表した。


今やスーパーカーもディーゼル アウディR8 V12 TDI【デトロイトショー08】の画像

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■コンパクト設計のV12ターボを搭載

2008年1月に原油価格が史上で初めて1バレル=100ドルを突破するなど、ガソリン価格の高騰が続いている。そんななか行われたデトロイトショーでは、各社から例年以上に低燃費や低排出ガスを謳うモデルが登場したようだ。アウディが用意したのは、クラストップレベルのトルク性能を謳う「R8 V12 TDIコンセプト」。搭載するのは、6リッターV12の高性能かつクリーンなターボディーゼルだ。

このエンジンは、ルマン24時間レースで2度の優勝を成し遂げたアウディR10の技術を注入したとする多気筒TDIユニット。レーシングテクノロジーが投入されたのは主に高圧燃料噴射システムやその制御など。バンク角はR10が90度であるのに対し、ロードゴーイングモデルのR8 V12 TDIのそれは60度と、ベースとなったのは別ユニットであることがわかる。

83mm×91.4mmのボア×ストロークは6気筒版の3.0TDIと同じ。このシリーズのエンジンはコンパクト設計が特徴。R8 V12 TDIも12気筒にしてエンジン長は684mmと短いため、R8への搭載が可能になったようだ。


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■ユーロ6をパスするNOxレベルを実現

燃料噴射システムには、2000barの高圧噴射を実現したボッシュ社製の最新コモンレールシステムを搭載する。8つのノズルから高速でかつきめ細かな噴射を行うピエゾインジェクターにより燃焼効率が高められ、高出力化や排ガスのクリーン化、振動低減など多くのメリットをもたらす。スペックは最高出力500hp、最大トルク102kgmで、最高速は300km/h。0-100km/h加速タイムはわずか4.2秒という。

排気システムには、各バンクごとにDPF(ディーゼル パティキュレート フィルター)を備えるほか、酸化触媒やAdBlueシステムなど、持てる技術が惜しげなく投入された。Adblueシステムは排出ガス内に尿素を噴霧する装置のこと。尿素がマフラー内で熱分解されてアンモニアとなり、それがNOxを無害な窒素と水に分解する。これによりNOxの大幅削減が可能となり、北米のBin5や欧州ユーロ6(2014年頃施行予定)などの厳しい排出ガス基準をパスするクリーンさを実現したという。

(webCG 曽宮)

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