【スペック】全長×全幅×全高=3920×1695×1525mm/ホイールベース=2500mm/車重=1050kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4 SOHC16バルブ(120ps/6600rpm、14.8kgm/4800rpm)/価格=178万5000円(テスト車=199万5000円)

ホンダ・フィットRS(FF/5MT)【ブリーフテスト】

ホンダ・フィットRS(FF/5MT) 2008.01.18 試乗記 ……199万5000円
総合評価……★★★★
日本カー・オブ・ザ・イヤー2007-2008に選ばれ、売れ行き好調とされる人気モデル「ホンダ・フィット」。上級モデル「RS」のMTモデルに試乗した。
ホンダ・フィットRS(FF/5MT)【ブリーフテスト】

どっちつかずの「RS」

「RS」。多くのクルマ好きが、レーシング・スポーツの頭文字だと思うだろう。とくにホンダには、すでにタイプRやタイプSが存在しているわけで、どうしてもそういう発想になりがちだ。
しかし新型「フィット」の1.5リッターが名乗るRSはロード・セイリングの略。誤解を避けるためにカタログや広告にも“ROAD SAILING”の注釈がついている。ハイウェイをゆったりクルーズするモデルというわけだ。

ホンダがこの名称を使うのは初代シビック以来。当時のRSに乗った経験を簡単に記せば、エンジンはフラットトルク、トランスミッションはハイギアードで、たしかに巡航仕様だった。
そんな記憶を思い浮かべながら、フィットRSで東京から富士五湖までを往復した。しかもシリーズ唯一の5段MT仕様。レーシング・スポーツ風味を微妙にまぶしたロード・セイリングか? と期待して走り出したが、結論はどっちつかずの乗り物だった。

フィットは卓越したパッケージングを使いこなすことによろこびを感じるクルマ。つまり1.3リッターのCVTこそ本来の姿だと思った。だからこそRSには、もっと明確な性格づけを望みたい。

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