世界に2台!アウトウニオンのレーシングカーが初来日

2008.01.15 自動車ニュース
1938年、ドニントンパークで開催された英国GPで、タイプDを駆るタツィオ・ヌヴォラーリ。4番手からスタートし、優勝を飾った。
世界に2台!アウトウニオンのレーシングカーが初来日

世界に2台!アウトウニオンのレーシングカーが初来日

アウディジャパンは、1938年型レーシングカー「アウトウニオン・タイプD」を、2008年1月15日から一般公開する。6月末まで、東京・表参道のアウディ・フォーラム東京で展示される。同車が日本で展示されるのは今回が初めて。

会場となる、アウディ・フォーラム東京
世界に2台!アウトウニオンのレーシングカーが初来日

アウトウニオン・タイプDは、世界に2台しか現存しない貴重なレーシングカー。車体後方に搭載される、ルーツ式スーパーチャージャー付3リッターV12エンジンは、7000rpm時に420psを発生、850kgのボディを最高速度330km/hまで加速させたという。1938年には、イタリアおよび英国GPを制した記録も残る。

2台のタイプDは、第二次世界大戦終戦直後、旧ソ連軍の手によって、当時のアウトウニオンの本拠地ツヴィッカウ(旧東ドイツ)から旧ソビエト連邦へ運び出された。
時を経て、1980年代、アメリカ人のポール・カラシック氏が、タイプDのその後の所在を調査。10年以上の歳月を経て、旧ソ連で、完全に分解されバラバラとなった状態で発見された。カラシック氏は、2台のレストアを英国のスペシャリストに依頼。アウディAGの協力のもと、レストアが完了すると、今回展示される1938年型をアウディAGが買い取り、もう一台の1939年型は個人オーナーのものとなった。

(webCG 依田)

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