ニスモが新しいカラーリングを発表【東京オートサロン08】

2008.01.11 自動車ニュース

【東京オートサロン08】ニスモが新しいカラーリングを発表

日産車のチューニングやモータースポーツ活動を担うニスモは、2008年1月11日の東京オートサロンプレスデイで、2008年から使用される新しいワークスカラーリングの発表を行った。

■好評なブラッシュストロークが進化

ニスモのカラーといえば、レッドとシルバーが絡み合った、通称「ブラッシュストローク」デザインがおなじみ。このカラーリングは2002年から用いられたもので、全日本GT選手権(2005年よりSUPER GT)参戦車両をはじめ、アフターマーケットパーツやグッズなどにも採用された。

2008年シーズンからニスモはSUPER GTに「日産GT-R」で参戦を決定。このタイミングでカラーリングが改められることが発表された。

お披露目されたカラーリングは、まったく新しいものではなく、従来のブラッシュストロークのマイナーチェンジ版ともいえる変化。
カラーリングデザインをまとめた、日産自動車の松尾勉アソシエートチーフデザイナーに話を伺うと、「50ほどあったデザイン案のほとんどは、従来と劇的に違うものが多かったのですが、ファンにも好評なブラッシュストロークをあえてかえることもないということで、進化させる方向でまとめました」ということだった。

■視認性だけでなく、機能性も備える

「日産であること、GT-Rであること」を意識したというカラーリングは、正面から見るとレッド、サイドのブラッシュストロークを経て、後ろ姿はブラックというシンプルなもの。従来はのシルバーは「フェアレディZのテクノロジー」をイメージするものだったそうだが、今回は「GT-Rのハイパフォーマンス」を示すブラックに改められたところが新しい。ブラックになったことで、GT-Rの特徴でもあるテールランプの丸目4灯も目立つ。

さらに熱対策として、ルーフに光を反射しやすいミラーフィルムを採用。これにより、社内温度は5度ほど下がるといい、ドライバーの負担を減らす役割も持つカラーリングとなった。
なおニスモは2台のマシンを投入するが、両車はドアミラー(黒と赤)、ヘッドランプ(透明と青)で判別が可能。

従来デザインが好評な理由は、2003年(スカイラインGT-R)、2004年(フェアレディZ)でのGT選手権優勝で、“勝者の証”的なイメージがついたのかもしれない。
トークショーの最後に、ニスモチームの飯嶋嘉隆監督は、「チャンピオンを目指すというより、今年は必ず取るというお約束をします」と、新しいカラーリングをまとっての勝利を誓った。3年間遠ざかったシリーズチャンピオンを獲得し、“新”ブラッシュストロークが勝者の証になるか注目である。

(webCG 本諏訪)


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発表会で行われたトークショーには、日産自動車の松尾勉アソシエートチーフデザイナー(左)とニスモチームの飯嶋嘉隆監督(右)が出席。「とにかくカッコよくしてくれ」という飯嶋監督のオーダーに応えたデザインに仕上がったという。
発表会で行われたトークショーには、日産自動車の松尾勉アソシエートチーフデザイナー(左)とニスモチームの飯嶋嘉隆監督(右)が出席。「とにかくカッコよくしてくれ」という飯嶋監督のオーダーに応えたデザインに仕上がったという。
サイドビューをよく眺めると、後部がガンメタからブラックにグラデーションされていることがわかる。松尾チーフデザイナーは「こういったショーやイベントなどで、ぜひマシンを間近で見てほしい。また違った発見があると思います」という。
サイドビューをよく眺めると、後部がガンメタからブラックにグラデーションされていることがわかる。松尾チーフデザイナーは「こういったショーやイベントなどで、ぜひマシンを間近で見てほしい。また違った発見があると思います」という。

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