【スペック】全長×全幅×全高=4850×1820×1425mm/ホイールベース=2850mm/車重=1760kg/駆動方式=FR/4.6リッターV8DOHC32バルブ(347ps/6400rpm、46.9kgm/4100rpm)/価格=761万円(テスト車=812万9750円)

レクサスGS460“versionL”(FR/8AT)【ブリーフテスト】

レクサスGS460“versionL”(FR/8AT) 2008.01.10 試乗記 ……812万9750円
総合評価……★★★

マイナーチェンジで内外装のほかエンジンラインナップが変更されたレクサスのミドル級セダン「GS」。4.3リッターに替えて導入された4.6リッターモデルに試乗した。

ハイテク機能満載だけど……

「レクサスGS」は、「メルセデス・ベンツEクラス」や「BMW5シリーズ」に真っ向から勝負を挑むアッパーミドルクラスのサルーン。そのV8エンジン搭載版が「GS460」で、先頃実施されたマイナーチェンジを機に、LS460のエンジンを譲り受けて(ただし、性能は少し控えめだ)、商品力アップを図ったのはご存じだろう。

アクティブセーフティやパッシブセーフティ性能の向上、そして、運転時にドライバーの負担を軽減する目的でハイテクを満載するGS460は、まさに日本発の強みを活かしライバルをリードするかに見えたが、いざロングドライブに連れ出してみると、もちろんある程度のレベルには達しているものの、基本的な走りの部分はドイツの強豪たちにまだまだ及ばず、運転に楽しさを見いだせなかった。日本車からの乗り換えなら気にならないかもしれないけれど、ドイツ車に慣れ親しんだユーザーを取り込むのは難しいのではないか?

クルマは基本性能を磨いてこそ、付加的な価値が強みになるのだ。高級車ならなおさらのこと。世界で戦う日本のプレミアムセダンに、より一層の進化を期待したい。

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