第22回:ドイツ車ファンに究極のママチャリ、ここにアリ!

2007.12.22 エッセイ

第22回:ドイツ車ファンに究極のママチャリ、ここにアリ!

テュービンゲンの博物館で。右がオペルの自転車。
第22回:ドイツ車ファンに究極のママチャリ、ここにアリ!

シボレーと寺尾聰の関係

今やクルマのブランドネームを付けた自転車が多数ある。その始まりは、1990年代中盤のメルセデス・ベンツあたりからだったと記憶している。
ブームは、フェラーリとコルナゴのコラボレーションによるMTBとロードサイクルで頂点に達した。その“100万円マウンバ”は、ブランド好き日本人のツボを、故・波越徳治郎のごとく見事に刺激したのだ。エンスージアストの方ならご記憶のとおりである。

いっぽうで「シボレー」の折り畳み自転車は、ここ数年コンビニや銭湯前の一風景になった。おかげで、シボレーは自転車のブランドと信じている人もけっこう多いのではないだろうか。そうした人の増殖ペースは、俳優・寺尾聰が「ルビーの指環」で大ヒットした歌手であることを知らない人が増えているのと同じに違いない。

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大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。