アストン・マーティン、V12ヴァンテージRSを発表

2007.12.17 自動車ニュース

アストン・マーティン、V12ヴァンテージRSを発表

アストン・マーティンが、市販の可能性が高い(?)コンセプトカー「V12ヴァンテージRS」を発表した。

■いわば220psのポテンシャルアップ

「V12ヴァンテージRS」のベースとなったV8ヴァンテージは、アルミ製軽量ボディのフロントに380psを発生する4.3リッターV8を搭載し、リアに搭載されるトランスミッションを介して後輪を駆動する本格FRスポーツ。

そのV8ヴァンテージから、フルアルミ製のVHプラットフォームを譲り受け、よりパワフルなV12エンジンをドッキングした高性能バージョンが、V12ヴァンテージRSだ。

搭載する6リッターV12は、ベース車より220ps!もパワフルな600psを発生、トルクも70.4kgmと超強力だ。またべース車同様、レーシングカー譲りのドライサンプ方式を受け継ぎ、重心が低く抑えられた。

4気筒多いエンジンの搭載で懸念される車重増については、エンジンフードやトランクリッドなどにカーボンパーツを使用することで大部分を相殺できている模様。V8ヴァンテージの車重が1570kgであるのに対しV12ヴァンテージRSは約1600kgと、実質30kg増にとどまる。それでいて出力が220psも増しているのだから、相当のポテンシャルアップとなっているのは間違いない。

高性能化に伴い、エクステリア・デザインもモディファイされた。フロントにはスプリッタータイプのチンスポイラーが設けられ、リアには速度に合わせて角度が可変するリアウイングを採用。デザイン性を犠牲にすることなく、前後のダウンフォースを高めることに成功しているという。またブレーキに大径のカーボンセラミック・ディスクを採用するなど、軽量化と機能性アップに余念がない。

このV12ヴァンテージRSは、英ゲイドンに新設されたアストン・マーティンの新しいデザインセンター開設に伴いお披露目されたコンセプトモデルだが、ユーザーの反響が良ければ限られた数の生産を考えているという。というわけで、市販化はほぼ決まりそうである。

(webCG 曽宮)

 
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