クロスオーバーEV「テスラ・モデルX」登場

2012.02.10 自動車ニュース

クロスオーバーEV「テスラ・モデルX」登場

米テスラモーターズは2012年2月10日(米国時間2月9日)、クロスオーバータイプの新型電気自動車「テスラ・モデルX」を発表した。

■第3のテスラは「ガルウイングのEV」

2003年の設立以来、スポーツタイプの2人乗り電気自動車(EV)「テスラ・ロードスター」を扱ってきたEVメーカー・テスラモーターズが、今夏発売を予定する4ドアセダン「モデルS」に続く第3のEV、「モデルX」をお披露目した。

発表会であいさつに立った同社のイーロン・マスクCEOによれば、「モデルX」はミニバンの実用性、最新SUVのスタイリング、そしてスポーツカーのパフォーマンスを兼ね備えるニューモデルで、パッケージングは3列シートの7人乗り。駆動方式は、リアにモーターを置くRRのほかに、前後それぞれに1基ずつモーターをもつ4WDが選べるようになる。

外観は多くのSUVにも見られるモノフォルム。ただし、そのリアドアは、いわゆるガルウイングドアのように上方に開く構造になっており(ファルコンウィング ドア)、「モデルX」に強烈な個性を与える。「2列目3列目の乗員が無理のない姿勢で乗り降りでき、しかも雨をしのげるなど、実用性にも貢献する」とはイーロン・マスクCEOの弁である。

内燃機関を持たないEVであるため、3列目シートの後方にある通常のラゲッジルームに加え、フロントのボンネット下にも収納スペースが確保される。ダッシュボード上に、車両のセッティングやマルチメディアの操作を行うための17インチタッチスクリーンが備わるのも特徴だ。

いっぽう走行性能については、0-60mph(=0-96km/h)の加速を5秒以下でこなすなど、他社のスポーツカーにひけをとらないパフォーマンスをうたう。

「モデルX」は、「同クラスのプレミアムSUVに負けない、競争力のある価格で提供される」(プレスリリース)見込み。生産は2013年末にスタートし、2014年初めには、オーナーへのデリバリーが始まる予定だという。

(webCG 関)

テスラ第3のEVとなる「モデルX」。
テスラ第3のEVとなる「モデルX」。 拡大
「モデルX」の発表会は、テスラのデザインスタジオ(米国カリフォルニア州)で行われ、その様子は写真のようにインターネットを通じて東京でも同時中継された。
「モデルX」の発表会は、テスラのデザインスタジオ(米国カリフォルニア州)で行われ、その様子は写真のようにインターネットを通じて東京でも同時中継された。 拡大
 
クロスオーバーEV「テスラ・モデルX」登場の画像 拡大
 
クロスオーバーEV「テスラ・モデルX」登場の画像 拡大
「ファルコンウィング ドア」と呼ばれるリアのガルウイングドアが目を引く「テスラ・モデルX」。フロントは、ごく普通のドアである。
「ファルコンウィング ドア」と呼ばれるリアのガルウイングドアが目を引く「テスラ・モデルX」。フロントは、ごく普通のドアである。 拡大

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