【スペック】全長×全幅×全高=3890×1695×1510mm/ホイールベース=2430mm/車重=1070kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブ(136ps/6900rpm、16.3kgm/4400rpm)/価格=174万8250万円(テスト車=183万2250円/ボディーカラー<プレミアムシルバーメタリック>=2万1000円/ディスチャージヘッドランプ=6万3000円)

スズキ・スイフトスポーツ(FF/CVT)【試乗記】

趣味のクルマは譲れない 2012.02.12 試乗記 スズキ・スイフトスポーツ(FF/CVT)
……183万2250円

「スイフトスポーツ」に追加されたCVT仕様に試乗。スポーツコンパクトに求める“ファン・トゥ・ドライブ”を感じることはできるのか?

安くていいクルマはない?

尊敬するジャーナリストの方から、「クルマとマンションの性能は、支払った代価に正当に比例する」というお話をうかがったことがある。つまりほかの商品に比べてクルマとマンションはボッタクリが少ないということだ。お金を払ったぶんだけいい物が手に入る。
逆に言うと、安くていいクルマというのは成り立たないということになる。ん? みなさんはこの意見、どう思われますか?

手元不如意な自分としては誠に遺憾ではあるけれど、この意見は認めざるを得ない。やっぱり高いクルマは、速くて静かで快適、全方位的に優れている。じゃあ安いクルマしか買えない自分は不幸かというと、そうでもない。「安くていいクルマ」を探すのは難しいけれど、「安いけれど面白いクルマ」はたくさんあるからだ。「安くてもカッコいいクルマ」だってパパッと何台かが思い浮かぶ。

何が言いたいかというと、クルマ好きは幸せだということです。お金がなくたって、好きなクルマやカッコいいクルマを選んで楽しく遊べる。何万円もする松阪牛のステーキもいいけど1串130円のモツ焼きが好きだとか、8000万円級の豪華クルーザーでトローリングするより1日2500円の手こぎボートでハゼを釣ったほうが楽しいとか、趣味の世界は豊かで奥深いのだ。一歩趣味の世界に踏み込めば、カネがある人だけがいい思いをできるわけじゃない。

で、2012年1月27日に“クルマ界のモツ焼き”とも言える「スズキ・スイフトスポーツ」にCVT仕様が加わった。先代は4段ATだったが、新型は7段MTモードを備えたCVTを採用している。

 
スズキ・スイフトスポーツ(FF/CVT)【試乗記】の画像
ステンレス製の大きなペダルプレートは扱いやすい。CVT仕様にはパドルシフトが備わる。
ステンレス製の大きなペダルプレートは扱いやすい。CVT仕様にはパドルシフトが備わる。
左右2本出しのテールパイプとルーフエンドスポイラーなど、リアビューもスポーティーかつ精悍(せいかん)に演出されている。ボディーカラーは、イエロー、シルバーメタリック、ブラックパール、ホワイトパール、レッドパール、ブルーパールメタリックの全6色。
左右2本出しのテールパイプとルーフエンドスポイラーなど、リアビューもスポーティーかつ精悍(せいかん)に演出されている。ボディーカラーは、イエロー、シルバーメタリック、ブラックパール、ホワイトパール、レッドパール、ブルーパールメタリックの全6色。

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