「アウディTT」に最強モデル「TT RSプラス」追加

2012.02.13 自動車ニュース

「アウディTT RS」よりもさらにホットな「TT RSプラス」が登場

独アウディは2012年2月10日、同社のコンパクトスポーツ「TT」シリーズに、従来の「RS」をさらに上回る高性能版「RSプラス」を追加すると発表した。

■360psへパワーアップ

アウディにはノーマルモデルに加えて、スポーティーな「Sモデル」と、さらなる高性能を手に入れた「RSモデル」が用意されている。TTの場合、Sモデルにあたるのが「TTS」、RSモデルが「TT RS」ということになる。

TT RSは、アウディの伝統ともいうべき直列5気筒ターボエンジンを搭載するスペシャルなモデルで、エンジン開発を含め、アウディ傘下のクワトロ社が手がけている。TT RSに搭載される2.5 TFSIエンジンでも、最高出力340ps、最大トルク45.9kgmとパワフルだが、新登場の「TT RSプラス」では同じ排気量のまま、それぞれ360ps、47.4kgmにパワーアップが図られている。

ドイツでは、クーペとロードスターが用意され、トランスミッションは6段マニュアルとツインクラッチ ギアボックスの7段Sトロニックを選ぶことができる。駆動方式はフルタイム4WDのクワトロだ。クーペの7段Sトロニックで性能を比較した場合、0-100km/h加速はTT RSの4.3秒に対して、TT RSプラスでは4.1秒に短縮される。100km走行あたりの燃料消費量は8.5リッター(=11.8km/リッター)だ。

エクステリアは、TT RSとの違いが一目瞭然。255/35R19サイズのタイヤが装着されるアルミホイールは、ブラックとレッドのコントラストカラーとなり、また、ドアミラーカバーはカーボン製に。固定式リアウイングのステーやリアディフューザーがシルバーにペイントされ、ラジエターグリルのメッシュがポリッシュ仕上げになるなど、細かなところにも手が入れられている。フロントホイールからは、4ピストンのキャリパーとドリルドタイプのブレーキディスクが姿をのぞかせる。

価格は、6MT仕様でクーペが6万650ユーロ(約622万円)、ロードスターが6万3500ユーロ(約652万円)。7段Sトロニック仕様は2150ユーロ(約22万円)高となる。実車は、2012年3月開催のジュネーブショーで見られそうだ。

(文=生方聡)

「アウディTT RSプラス」
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