【スペック】全長×全幅×全高=4855×1850×1485mm/ホイールベース=2765mm/車重=1560kg/駆動方式=FF/2.7リッターV6DOHC24バルブ(186ps/5500rpm、26.1kgm/4000rpm)/価格=413万7000円(テスト車=同じ)

ダッジ・アベンジャーSXT(FF/4AT)【試乗記】

不可はない 2007.11.05 試乗記 ダッジ・アベンジャーSXT(FF/4AT)
……413万7000円

クライスラーから第3のブランドとして日本に上陸した「ダッジ」。アメ車らしいアグレッシブなエクステリアが特徴のミドサイズサルーン「ダッジ・アベンジャー」に試乗した。

カタチが命

2007年、ついに日本上陸を果たし、1年目にしてSUV、クロスオーバー、セダンの4モデルをラインナップするにいたったクライスラーの「ダッジ」。どのモデルを見ても、ひとめでダッジとわかる“クロスヘア”デザインのフロントグリルや存在感たっぷりのフォルムが特徴で、もの珍しさも手伝い、すれ違いざまについ振り返ってしまうのは私だけではないはずだ。

そんなダッジ・ファミリーのなかにあっては、むしろおとなしく見えるのが、ミドサイズサルーンの「アベンジャー」である。爽やかなフェイスがそう思わせるのかもしれないが、一方、サイドからリアにかけてのクーペを思わせるデザインは、兄貴分の「チャージャー」の特徴を受け継いでいて、セダンでありながら、“タダモノではないゾ”のオーラを発しているのが、このクルマ一番の価値といえるだろう。

アベンジャーのつくり自体はチャージャーとは大きく異なり、フロントがマクファーソン・ストラット、リアがマルチリンクのサスペンションや、エンジンを横置きするFFのレイアウトなどはむしろエントリーモデルの「キャリバー」に近い。販売されるモデルは2.7リッターのV6を積む「SXT」ひとつで、組み合わされるオートマチックが4段とやや古臭いが、413万7000円の価格はなかなか魅力的だ。

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