【スペック】全長×全幅×全高=4806×1943×1403mm/ホイールベース=2746mm/車重=2495kg/駆動方式=4WD/6リッターW12DOHC48バルブターボ(575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpm)/価格=2640万円(テスト車=2934万9900円)

ベントレー・コンチネンタルGTC(4WD/6AT)【試乗記】

踏めば無敵、流せばステキ 2012.02.19 試乗記 ベントレー・コンチネンタルGTC(4WD/6AT)
……2934万9900円

2代目に進化した「コンチネンタルGTC」が日本に上陸。ベントレーの最新オープンモデルに乗るリポーターは、あの法則を思い出していた。

偉い人はエバらない

こういう仕事をしているおかげでホントだったら絶対に会えないような方々にお会いすることができて、自分は誠に幸せ者です。
アスリートからアーティスト、研究者のみなさんなどにお話をうかがって、ひとつの法則が見つかった。それは、「偉い人ほどエバらないの法則」だ。もちろん例外もあるけれど、「あー、なんでも聞いてよ、なんならメシでも食いながら話そうよ」なんて、初対面のフリーライターに対してとってもフランクなのだ。しかも、「話はこれで足りてる? コーヒーお代わりもらおうか?」てな具合に、気配りが細やかで腰も軽い。

昨年日本に入ってきた2代目「ベントレー・コンチネンタルGT」に続いて登場したカブリオレ仕様「コンチネンタルGTC」にも、「偉い人ほどエバらないの法則」があてはまる。乗り込んだ瞬間スッと体になじんで、初対面なのに昔からの知り合いだったような気にさせるのだ。
車両本体価格2640万円、オプションだけで300万円に達しようとする超高級車にして、このとっつきやすさは何!?

乗り手に緊張感を与えない理由のひとつは、視界がよくてボディーの四隅が把握しやすいからだ。実際、バカでかいクルマじゃない。迫力ある顔つきとベントレーという名前のせいで大きく感じるけれど、全長は4806mmだから「レクサスGS」より4cm以上も短い。

インテリアのレザーやウッドは、見ても触ってもため息が出るものの、意匠やレイアウトそのものはオーソドックス。無理に新しく見せようとか、高く見せようとする恣意(しい)が感じられない。要はガンバった感じがしないから、リラックスできる。
センターコンソールのシフトセレクター左下のスターターボタンを押すと、6リッターW12ツインターボエンジンが「ボン」と低くて乾いた音とともに、始動する。

従来型に比べて、レザーシートのタッチが少し柔らかくなっている。また、シート自体も少し薄く、軽くなったという。
従来型に比べて、レザーシートのタッチが少し柔らかくなっている。また、シート自体も少し薄く、軽くなったという。
後席のレッグスペースは従来型より35mm拡大されたため、大人ふたりがそれほど窮屈な思いをしないで座れるようになっている。
後席のレッグスペースは従来型より35mm拡大されたため、大人ふたりがそれほど窮屈な思いをしないで座れるようになっている。
標準は20インチホイールとなるが、テスト車にはオプションの21インチツーピースアロイホイールが装着される。
標準は20インチホイールとなるが、テスト車にはオプションの21インチツーピースアロイホイールが装着される。
リアの形状は、「ミュルザンヌ」から採用されている「二重の蹄鉄(ていてつ)」を模したもの。
リアの形状は、「ミュルザンヌ」から採用されている「二重の蹄鉄(ていてつ)」を模したもの。

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