【スペック】全長×全幅×全高=4950×1970×1880mm/ホイールベース=2850mm/車重=2460kg/駆動方式=4WD/4.7リッターV8DOHC32バルブ(288ps/5400rpm、45.7kgm/3400rpm)/価格=470万円(テスト車=472万2050円/寒冷地仕様=2万2050円)(K)

トヨタ・ランドクルーザー AX(4WD/5AT)【試乗速報】

大名旅行にもってこい 2007.09.27 試乗記 トヨタ・ランドクルーザー AX(4WD/5AT)
……472万2050円



本格クロスカントリー「トヨタ・ランドクルーザー」がフルモデルチェンジ。新機能を備え、オン・オフ両方での走破性を高めたという新型に試乗した。

数字の変化に見合う変貌

「ランクル」の愛称でお馴染みの「ランドクルーザー」が、200系と呼ばれる新型に生まれ変わった。
ランドクルーザーの歩みは、トヨタの自動車生産の歴史そのもの。ランクルの原型となる「トヨタジープBJ型」は1950年、朝鮮戦争勃発のおりに特需用として開発されたものである。このクルマが1954年に「ランドクルーザー」を名乗って以来、発売されるモデルはトヨタの命名基準によって、20、30……、という具合に2桁台の数字がモデルチェンジの度に積み上げられており、順番からいえば現行モデルは今度は130とか140の番号がつくはず。しかし途中で派生車種の「プラド」などが入り込んだ結果、血筋が乱れてしまい、その系統を正すためか一挙に、100系から200系と名称を変更した。
はたして新型ランクルは、その数字の変化に見合う変貌を遂げていた。

4.7リッターV8エンジン、5mに迫る全長、フルタイム4WD、3列シート、各種電子制御デバイス……等々、スペック上も内容も、今流行りの高級SUVそのものである。トヨタという量産ブランドゆえ、量産化による低価格で提供される。価格面では超ド級SUVとは競合しない。とはいえ今や470〜540万円、国産車も高価になった。

こうなるともはや泥で汚すのはもったいないとも思わせる。形だけで威圧する使い方だってあるわけで、そんな人達のためのオンロード性能はまったく快適。静粛にして快速、高い視点からは見下す気分さえ味わえる。燃費も10・15モードで6.6km/リッターと、それなりの国交省審査値が発表されている。

(A)
(A)
(A)
(A)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ランドクルーザーの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • トヨタ・ランドクルーザーZX(4WD/6AT)【試乗記】 2015.10.16 試乗記 トヨタが誇るSUVのフラッグシップモデル「ランドクルーザー」がマイナーチェンジ。内外装のデザイン変更や、安全装備の強化を中心とした改良を受けた。この機会に、世界中で活躍を続ける“陸の王者”に改めて試乗。その実力の片鱗(へんりん)に触れた。
  • シトロエンC4カクタス(FF/5AT)【試乗記】 2016.12.28 試乗記 シトロエンの小型クロスオーバーモデル「C4カクタス」に試乗。1.2リッター直3自然吸気エンジンと5段ETGがもたらすのんびりとした走りには、どこか「2CV」に通じる、フランス車の原点的な味わいがあった。
  • フィアット500Xクロスプラス(4WD/9AT)【試乗記】 2016.3.4 試乗記 ジープと共同開発されたフィアット初のコンパクトSUV「500X」。見た目以外の「フィアットらしさ」はどこにあるのか? 1.4リッター直4マルチエアターボエンジンと9段ATを組み合わせた4WDの「クロスプラス」で新潟を目指した。
  • マツダCX-5 XD Lパッケージ(FF/6AT)/CX-5 XD Lパッケージ(4WD/6AT)【試乗記】 2017.1.17 試乗記 マツダの新世代技術「SKYACTIV」を世に知らしめたミドルサイズSUV「CX-5」が、デビューから約5年を経て2代目にフルモデルチェンジ。北海道は剣淵の雪上コースにおける試乗を通し、現時点におけるマツダのシャシー制御技術の実力を確かめた。
  • 第388回:全方位的に進化した「マツダCX-5」
    主査に聞く新型の見どころ
    2016.12.21 エッセイ 2016年11月のロサンゼルスオートショーでデビューした新型「マツダCX-5」が、いよいよわれわれの前に現れた。「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」をキーワードに開発された新型に込められた思いを、児玉眞也主査に聞いた。
ホームへ戻る