日産エクストレイル20X(4WD/CVT)/25X(4WD/CVT)【試乗速報(前編)】
都会派クロスオーバー「デュアリス」(写真左)と本格オフローダー「エクストレイル」は、プラットフォームやエンジンなど基本部分を共有する、いわば兄弟SUVだ。
日産エクストレイル20X(4WD/CVT)/25X(4WD/CVT)【試乗速報(前編)】

2リッターで十分

コ:さて、2リッターの「MR20DE」エンジン。特別速くはないけど必要十分。低速でもトルキーや。
せ:2000rpmで最大トルクの90%を発生するエンジンですから。デュアリスもそうですが、CVTの静かさも印象的です。

コ:2.5リッターのもあるけど、チョイ乗りだとそれほど差を感じない。前は、280psのがあったやろ?
せ:2リッターターボは、トルクアップに対するコストパフォーマンスが悪く、廃止。新型の2.5リッターは、実質2リッターより15万円高で済みます。
コ:でも、動力性能はそれなりの差でしかないなぁ。高速よく使うとか、荷物たくさん積むとか、使用環境に応じて余裕を買うってとこか。
せ:2リッターで十分と思います。財布の余裕は、豊富なオプション装備に。

コ:そんなにトバしてるわけでもないのに、前のクルマがどんどん道をゆずってくれはる。ミラー越しの姿が、威圧感あんのかな?
せ:……投影面積は、たしかに広いですけどね。四角いながらも空力は考えられていて、最高速200km/h以上というのが、欧州の開発チームからの要求だったそうです。

大いに印象が異なる2台のリアビュー。なお、最低地上高は200mmで共通。
日産エクストレイル20X(4WD/CVT)/25X(4WD/CVT)【試乗速報(前編)】
試乗車「エクストレイル25X」のオプション装備
バイキセノンヘッドランプ=6万3000円/インテリジェントキー+エンジンイモビライザー=5万7750円/大型電動ガラスサンルーフ=11万250円/ハイパールーフレール=10万5000円/カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)+バックビューモニター+サイドブラインドモニター+ステアリングスイッチ=34万6500円/Sパック(運転席・助手席SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグシステム、後席中央ヘッドレスト、後席中央3点シートベルト、後席コートハンガー)=7万9800円/フォグランプ(ディーラーオプション)=3万2000円)
日産エクストレイル20X(4WD/CVT)/25X(4WD/CVT)【試乗速報(前編)】

コ:意外といったら何やけど、乗り心地がすごくいいね。独ザックス製のダンパーが効いてるとみた。開発の人、ザックスの話するとき、嬉しそうやったもんなぁ。車速感応式の電動ステアリングは、まったく不自然さがなくていい感じや。
せ:同じサスを使ってる兄弟車のデュアリスともども、コーナリング中のロール感が上質。でも、乗り心地はずいぶん違う。デュアリスのほうがゴツゴツ……エクストレイルはずっとソフトです。
コ:コンセプトはもちろん、モデルの価格差も考えた味付けの違いらしいね。いうなら、“デュアリスはシャッキリ”、“エクストレイルはしっとり”ていうとこかな。

せ:でも、舗装路フツーに流してたって……
コ:オフロード走るの? 大丈夫かぁ?(後編につづく)

(文=webCG近藤俊&関顕也/写真=峰昌宏/2007年9月)

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