【スペック】全長×全幅×全高=3895×1695×1475mm/ホイールベース=2490mm/車重=990kg/駆動方式= FF/1.3リッター直4DOHC16バルブ(91ps/6000rpm、12.6kgm/3500rpm)/価格=131万円(テスト車=155万1500円)

マツダ・デミオ 13S(FF/4AT)【ブリーフテスト】

マツダ・デミオ 13S(FF/4AT) 2007.09.06 試乗記 ……155万1500円
総合評価……★★★
フルモデルチェンジで見た目も中身も大きく変更された新型「デミオ」。先代比で約100kgのダイエットにも成功した。1.3リッターのスポーティモデルでその走りを試す。

マツダ・デミオ 13S(FF/4AT)【ブリーフテスト】

「デミオでなければ」

「NEW TARGET」と高らかに謳い、きわめて存在感の強いスタイリッシュな姿で登場した新型「デミオ」。過去2世代から方向性を大きく変え、新たなコンセプトで生み出された。ざっくり言って、先代まではコンパクトなサイズで最大限のスペースユーティリティを実現したミニ「MPV」だったのに対して、新型は直球ど真ん中のコンパクトカーになった。これは、ひとえにヨーロッパでの販売を加速させるため。彼の地では、下手すれば商用車の仲間に入れられてしまった先代のコンセプトは、切り捨てなければならなかったのだ。

もちろん、単に形態を変えただけではない。ボディは全高だけでなく全長も縮小するという最近では本当に珍しいダウンサイジングを敢行。合わせてダイエットにも励み、車重は先代より100kg近く軽くなっており、走り、そして燃費の向上にしっかり反映されている。ディテールにはやり過ぎの感があるも、鮮烈なスタイリングのコンパクトカーとして、十分に存在感のある仕上がりと言えるだろう。

しかし「新型になって狭くなった」というのでは、先代ユーザーは納得しないはず。それが冒頭の「NEW TARGET」というコピーに繋がるわけだが、今年はこのクラスのベンチマーク「ホンダ・フィット」も一新される。今度こそ真っ正面からの対決となるその戦いに於いても、伝えられる好調ぶりを維持するためには、スタイリング以外にも「デミオでなければ」と思わせる強烈な魅力が欲しいのも事実だ。

ライバルとはひと味違った使い勝手やキャンバストップの設定、明るい雰囲気の内装色等々、先代にはそういう要素がいくつもあった。それと同じでなくても、何かそういう秀でた部分を身につけてくれれば、積極的に選びたくなる1台としての魅力がより高まるはずである。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

デミオの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事 ホームへ戻る