「アウディA4」がフルモデルチェンジ

2007.09.03 自動車ニュース

「アウディA4」がフルモデルチェンジ

独アウディは、中核モデル「A4」の新型を公開。2007年11月末より販売すると発表した。

■長く、そして軽く

ビッグマイナーチェンジと評された前回と異なり、8代目となる「アウディA4」はホイールベースを163mmも延ばした、まさにフルモデルチェンジ。特徴的なシングルフレームグリルはそのままに、先に発表されたクーペ「A5/S5」と共通のフォルムを纏った。

公表された寸法は、全長が4703mmで全幅は1826mm、ホイールベースは2808mm。先代に比べて約118mm長く、56mm幅広くなった計算になる。フロントのオーバーハングが短く、ボンネットとホイールベースは長くなったのが特徴である。

大型化しながらの軽量化もアピールポイント。ボディシェル単体で約10%の減量を実現しており、たとえば、末っ子にあたる「A4 1.8TFSI」の車両重量は、1410kgに抑えられた。ちなみに、旧型1.8リッターモデルは1530kgだ。

■ガソリンは1.8と3.2の2本立て

用意されるパワーユニットは、計5種類。すべて直噴エンジンである。

ガソリンは、新型の1.8リッター直4ターボ「1.8 TFSI」(160bhp、25.5kgm)と3.2リッターV6「3.2 FSI」(265bhp、33.7kgmm) の2つ。後者は、先代のものより10bhpアップしており、0-100km/h加速6.2秒、最高速250km/hのパフォーマンスを発揮する。

一方のディーゼルは3種類で、直4の2リッターターボ「2.0 TFSI」(143bhp、32.6kgm)と、V6の「2.7 TFSI」(190bhp、40.8kgm)。さらに、今回から新たに「3.0 TFSI」が加えられた。最高出力は240bhpで、51.0kgm以上の大トルクを、1500-3000 rpmで発生。0-100km/h加速を6.1秒でこなすなど、「A4をスポーツサルーンたらしめるディーゼル」と謳われる。
フロントアクスルは154mm前方に移動。前後重量配分を改善したという。

大部分が軽量なアルミ製となる新設計のサスペンションを介し、おなじみのフルタイム4WD「クワトロ」で四輪を駆動する。なお、FFモデルもラインナップする。

■各種ハイテクも装備

基本構造の変更に加え、走りを支える各種ハイテクも装備する。
「アウディドライブセレクト」は、ドライバーの思い通りにエンジン、AT、ステアリング、サスペンションのセッティングを調整するもの。
車速に応じたサポートを行うパワステシステム「アウディダイナミックステアリング」、さらにサスセッティングを変える「ダンピングコントロールシステム」などが備わる。

新型のマーケット参入は、2007年11月末を予定。全15色のボディカラーが用意され、ドイツにおける価格は、2万6000ユーロ(=約410万円)からとのことである。

(webCG 関)

新型「アウディA4」
新型「アウディA4」

「アウディA4」がフルモデルチェンジの画像

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