第57回:経済性を訴求したクルマの広告(その3)

2007.09.01 エッセイ

第57回:経済性を訴求したクルマの広告(その3)

前回に引き続き、アウディの経済性を謳う広告を紹介。今回は、アウディのディーゼルエンジン「TDI」のおかげで……。

突き抜けたユーモア

アウディのディーゼルエンジン「TDI」は、燃費がよいことがウリである。前回紹介した「A6 TDI」は、満タンで1200km走行可能と謳われるほど、経済性がすばらしい。
だからといって、海中から石油を掘るプラットフォームを売り出すほど、というのは、かなりオーバーではないか。いや、これほどオーバーだから、誇大広告を超越してユーモラスなものになっているのかもしれない。

それにしても、広告をつくる人の想像力って、スゴイですね。

(文=金子秀之/2003年7月)

Audi TDI“For Sale”/Brazil
クリエイティブディレクター:Marcello Serpa
コピーライター:Wilson Mateos
アートディレクター:Guilherme Jahara
エージェンシー:ALMAP BBDO/Sao Paulo
(2002 Cannes Press&Poster Bronz Lion)

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金子 秀之

金子 秀之

早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。