第24回:『伝統と革新、ハーレーダビッドソンの広告 その1』

2007.09.01 エッセイ

第24回:『伝統と革新、ハーレーダビッドソンの広告 その1』

今回紹介する、2つのハーレーダビッドソンの広告は、「伝統」と「革新」という2つのテーマでつくられたもの。まずは「革新」バージョンの広告をご紹介します。

The song isn`t “Born to be Status Quo”
-歌は、現状維持のために生まれたのではない-

こんなバイクは、今までつくったことがない。リアフェンダーを、引き延ばされた燃料タンクをみてごらん。完璧なフロントエンド、メッキのオイルパイプ、流線型のウィンカーランプ。それが“クラシック・ハーレー”、今までのバイクとは違う。「Softail Deuce」というこのバイクが、常識を変える。

伝統は、走り続ける。

デニス・ホッパー監督、ピーター・フォンダ主演の映画、「イージーライダー」(1969年)でつかわれた、ステッペン・ウルフの「Born to be wild」をモチーフにした広告である。

Harley-Davidson “The Song isn`t "Status Quo" ”/USA
アートディレクター:Paul Asao
コピーライター:Jim Nelson
フォトグラファー:Paul Wakefield
広告代理店:Carmichael Lynch/Minneapolis

(2002年12月7日)

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金子 秀之

金子 秀之

早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。