第9回:『世界の交通安全キャンペーン その2』

2007.09.01 エッセイ

第9回:『世界の交通安全キャンペーン その2』

REHAB “Let’s Go To Lose Brazil”/Brazil

サッカー選手が、ボールを足や頭、胸、膝を使ってリフティングしている。カメラが引くと、なんと右膝からしたが切断されており、両手の松葉杖で体を支えている。
ブラジルはサッカーの世界ではチャンピオンであるが、実は交通事故の多さでもチャンピオンなのだ。その汚名をすすごうというキャンペーンである。

以下は、字幕スーパーの内容

ブラジルはサッカーの世界ではチャンピオンである。

残念ながら、ブラジルは交通事故の世界チャンピオンでもある。

がんばれブラジル! この世界でのチャンピオンでなくそう。

フェルナンド・アラウジョー

年間100万人いる、ブラジル交通事故の犠牲者の1人。

REHAB “Let’s Go To Lose Brazil”/Brazil
クリエイティブディレクター:Wagner Solano
アートディレクター:Joao Babtista
コピーライター:Wagner Solano
エージェンシー:DW Communicacao / Sao Paulo
プロダクション:Cinema Centro Do Brazil / Sao Paulo
ディレクター:Joao Babtista
(1998年カンヌ国際広告祭銀賞受賞作品)

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金子 秀之

金子 秀之

早稲田大学商学部卒業。資生堂のアートディレクターとして前田美波里のサマーキャンペーンを担当。1973年博報堂のクリエイティブ・ディレクターとして、サントリーの「ブランディ水で割ったらアメリカン」キャンペーンを手がける。1993年(有)クエスターを設立。広告製作及び海外広告の紹介をして現在にいたる。