【スペック】全長×全幅×全高=4560×2035×1180mm/ホイールベース=2600mm/車重=1580kg/駆動方式=MR/3.3 リッターV6DOHC24バルブ(233ps/5600rpm、33.4kgm/4400rpm)/価格=1050.0万円(テスト車=1100.0万円/本革シート=20.0万円/パール塗装=30.0万円)

ミツオカ・オロチ(MR/5AT)【試乗記】

我流は点睛を欠かず 2007.08.31 試乗記 ミツオカ・オロチ(MR/5AT)
……1100.0万円

“免許取り立ての人でもすぐに乗れるスーパーカー”がコンセプトの「ミツオカ・オロチ」。その真意を探る。

リアのツインショックはこだわり

2007年5月に国交省の型式認定を取得したことを受け、「ミツオカ・オロチ」のプレス試乗会が開催された。2001年の東京モーターショーでの初登場から6年の歳月を経て、本当に発売されることとなったのだ。そのコンセプトは、“免許取り立ての人でもすぐに乗れるスーパーカー”。パワーなどスペックを競うのではなく、まずはそのスタイルを楽しんでもらいたいとメーカーである光岡自動車はいう。

それにしても、撮影中や試乗中にここまで注目されたのは久しぶりのことである。「フェラーリ」や「ランボルギーニ」の比ではない。まわりのペースに合わせて走っているのに、前の車がどんどん道を開けてくれる。他のどんな車にも似ていない、どこから見てもオロチだとわかるこのデザイン、筆者は結構好きである。

そのボディの下は、光岡自身の手になるオリジナルのスチール製スペースフレーム。前後ダブルウィッシュボーンサスペンションで、リアは左右にそれぞれ2本ずつのダンパーを持つ。フロント部分にはラジエターを挟む形でアルミ製の衝撃吸収装置「クラッシュボックス」を採用。四角く囲まれたフレームの中に収まるエンジンはトヨタから供給される3MZ-FE(北米用「ハイランダー」や「ハリアーハイブリッド」などが搭載する)で、5段ATが組み合わされる。

誰もが乗れるスポーツカーを目指したのだから、性能面でフェラーリやランボルギーニはおろか、間違っても「ホンダNSX」とハンドリングを較べてもいけない。しかし、オリジナルのフレームを作ったことからもわかるように、手抜きは一切なく、我流を通す。

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