新型「ルノー・ラグナ」の概要を発表

2007.08.24 自動車ニュース

新型「ルノー・ラグナ」の概要を発表

仏ルノーは、2007年8月21日、7年ぶりのモデルチェンジで3代目となる新型「ラグナ」の概要を発表した。欧州では10月12日に発売する。

ボディ形状は、従来どおり5ドアハッチバックとエステートの2本立て。
ハッチバックのサイズは、4695×1811×1445mmで、従来モデルと比較して97mm長く37mm広く、そして12mm高くなった。さらに、エステートの全長は4803mmとなり、ついに4.8メートルを超えてしまった。

そのいっぽうで、Cx0.293を誇る空力ボディや、旧型に比べ平均15kg/最大65kgの軽量化など、細かい努力も惜しんでいない。

エンジンは、ガソリンが2リッター(140hp)/ターボ(170hp)と1.6リッター(110hp)で、先代に存在したV6ユニットも後日追加予定だ。
「dCi」ターボディーゼルは、2リッター(130hp/150hp/175hp)および1.5リッター(110hp)が用意される。とくに1.5dCiの燃費は19.6km/リッター、1km走行あたりの二酸化炭素排出量は136gで、ルノー自社による新環境基準「ECO2」に適合している。

トランスミッションは、AT/MTとも従来の5段が消え、すべて6段となった。6段ATは、昨年から既に「セニック」や「エスパス」に搭載されているものと同じ、日本のジャトコ製である。
ちなみにエアコンの開発にあたっては、グループ企業の日産が参画している。

装備/インテリアのタイプは、木目とレザーを基調にした「イニシャル」、装備充実の「プリヴィレージュ」、そしてスポーティでアルカンターラ内装も選択できる「ディナミーク」の3種が用意される。
なお仕向け地によっては、「オーセンティーク」と「エクスプレッション」の2タイプとなり、鞭打ち軽減ヘッドレストなども装備される。
エステートには、ワンタッチでリアシートがラゲッジルームに早変わりする機構も備えられた。このあたりも、日産からの学習効果に違いない。

ルノーは新型「ラグナ」を「製造品質とサービスで、セグメント中トップ3を目指す」としている。その一環として保証も「3年もしくは15万km」としている。

欧州で同セグメントを見渡せば、国内ではシトロエン新型「C5」が来年発売され、国境を越えれば「メルセデスCクラス」や「BMW3シリーズ」「フォルクスワーゲン・パサート」といったドイツ系ライバルが待ち構えている。
年間販売が数千台に留まる「ヴェルサティス」を除けば、事実上ルノーの旗艦モデルであるラグナがどこまで健闘できるか、注目に値しよう。

(文=大矢アキオ Akio Lorenzo OYA/写真=ルノー)

ルノー・ラグナ
ルノー・ラグナ

新型「ルノー・ラグナ」の概要を発表の画像
ルノー・ラグナ・エステート
ルノー・ラグナ・エステート
写真は、木目とレザーを基調とした「イニシャル」内装。
写真は、木目とレザーを基調とした「イニシャル」内装。

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