2013年7月7日、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦フォレスト・レースウェイで、「第1回 東京ベイサイド・クラシック・カップ」が開かれた。これは敷居が低く、肩肘張らずに楽しめるというコンセプトに基づいて企画された旧車レースで、参加資格は1972年までに生産された(継続生産された同型車含む)国産、輸入車両およびレプリカ車両。初回開催にもかかわらず、英国車を中心に50台近く集まった参加車両は、車検の有無を基本に分けられ、「クラブマンズ・カップ」と「スーパー・クリスタル・カップ」の2レースを戦った。後者は原則的に非登録車やレース専用車両ということだったが、フタを開けてみれば2レースともナンバー付き車両が多く、大半が自走での参加。トランクに積んできたレーシングタイヤに履き替えたり、灯火類に飛散防止用のテープを貼ったりはするものの、基本的に“乗ってきたまま”で出走するという、サンデーレース本来の気軽な雰囲気は好感が持てた。その一方で、初回とはいえ、安全第一をモットーとするイベントの進行はきちんとしており、そのかいもあってアクシデントもなく、無事にレースを終えた。梅雨明けの照りつける太陽に灼(や)かれたサーキットから、リポーターの印象に残ったマシンとシーンを紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)