欧州のなかでもとりわけ好調なドイツ自動車産業を知るべく、イタリアからアルプスを越えてフランクフルトに降り立った。しかし、さまざまなアトラクションやプロモーションを前に、気がつけばシゴトを完全に忘れていたのであった。
最もハマったのは、シボレーブースで行われていたイラストを描くとすぐに缶バッジにしてくれるサービス。“MANGA”の国ニッポンの威信をかけてイラストに入魂。2日間のプレスデイ両日とも入り浸り、お土産用に親戚の似顔絵まで描いた。
さまざまな仕掛けや、最新デジタル技術を駆使したアトラクションが多いなか、こうしたアナログ的呼びものに、それらを超える人だかりができていたのは、あっぱれであった。エコの観点からしてもベターだ。
ああ、できればジョルジェット・ジウジアーロやワルター・デ・シルヴァも誘ってお絵描き遊びをしたかった。
(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)
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