アルファ・ロメオは2013年9月下旬、イタリアのトリノとミラノの中間付近にあるバロッコ・テストコース(名称:チェントロ・スペリメンターレ・バロッコ、所在地:ピエモンテ州ヴェルチェッリ)とその周辺の公道を舞台に、アルファ・ロメオの新型ミドシップスポーツカー「4C」の国際試乗会を開催した。

バロッコは現在フィアットが所有し、グループ全体で使用するテストコースとして機能しているが、もともとは1960年代初頭にアルファ・ロメオが建設し、所有してきたものだ。自動車史を彩るアルファ・ロメオの量産車の数々、そして「ジュリア スプリントGTA」(1965年)や「ティーポ33TT 12」(1973年)のような伝説的なレーシングカーや、1980年代のグランプリを戦ったアルファ・ロメオのF1マシンもここで開発された。アルファ・ロメオのファンにとってバロッコは「聖地」のような場所なのだ。

アルファ・ロメオが試乗会のためにバロッコを開放することは、最近でこそ珍しくない(「8C」や「8Cスパイダー」の試乗もここで行われた)。しかし、今回は規模が違った。テストコースをまたぐ形で特設ホールが造られ、コースを「舞台」にして車両のプレゼンテーションなどが行われた。また、4Cの試乗の合間にはヒストリック・アルファの試乗も企画された。イベントは、アルファ・ロメオ・ブランドを存分に体感できるプログラムとなっていたようである。(写真=フィアット クライスラー ジャパン)

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