2013年10月20日、埼玉県所沢市の「ところざわ自動車学校」で「第17回クラシックカーフェスティバル in ところざわ」が開かれた。旧車イベント数多しといえども唯一であろう、住宅街のなかにある自動車教習所の教習コースが会場というユニークなスタイル、毎回スワップミートを含め300台以上というエントリーの多さとバラエティーの豊かさ、そして時折非常に希少なモデルが出展されることから、関東地方のローカルイベントながら、旧車愛好家の間ではその名は全国区になりつつある。
17回目を迎えた今回は、あいにく朝から一日雨にたたられた。過去の取材を思い返しても、この会場でこれだけ降られた記憶はなく、主催者に尋ねたところでも、本降りは一度だけあったが、ここまでひどくはなかったとのこと。さすがに朝からの降雨とあって参加キャンセルも少なくなく、その数およそ100台。それでもエントリーは例年どおり300台以上あったから、200台はやってきたわけだ。エントラントや運営サイドはもちろんのこと、取材する側にとっても雨降りは楽ではない。だが今回、雨天にもひとつだけメリットがあることに気付いた。好天だと、散歩がてら会場を訪れる地域住民はじめギャラリーが非常に多く、写真を撮りにくい場合が往々にしてあるのだが、今回はその心配はほとんどなかった。ということで、雨にも負けずやってきた旧車のなかから、リポーターの印象に残ったモデルを紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)