2013年11月3日、群馬県桐生市にある「群馬大学理工学部 桐生キャンパス」において「第8回クラシックカーフェスティバル in 桐生」が開かれた。先日紹介した、自動車教習所を会場とする「クラシックカーフェスティバル in ところざわ」に続いて、これまた珍しい、大学のキャンパスで開催される旧車イベントである。1975年以前に生産されたナンバー付き車両という参加規定をクリアした車両は、展示車両が170台、桐生市内を巡るラリーの参加車両が60台、さらに実行委員の参加車両を合わせ、計260台以上が緑豊かなキャンパスに並んだ。加えて数年前から始まった特別展示車両として、なんと「ホンダコレクションホール」から第1期「ホンダF1」、それも2台が会場にやってきた。コレクションホールの車両が、こうしたローカルイベントに姿を現すのはおそらく初めてだろうが、おかげで以前から定評のある展示がいっそう充実したことは言うまでもない。そうした内容もさることながら、このイベントの最大の魅力は、会場を提供している群馬大学理工学部をはじめ、地域の自治体やメディア、そして住民が協力を惜しまず、旧車愛好家と一般市民が共に楽しんでいることにある。しかも年々人気は高まっており、前回で1万5000人を数えたという来場者数は、今回は2万人を超えたのではないかというほどの盛況ぶりだった。そんな会場から、リポーターの印象に残ったモデルとシーンを紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)