2013年11月30日、東京都新宿区の明治神宮外苑 聖徳記念絵画館前で、「トヨタ博物館 クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」が開かれた。愛知県長久手市にあるトヨタ博物館が、クラシックカー愛好家同士の交流とクルマ文化の継承を目的とするイベントを首都圏でも開催すべく、2007年に始めたこのフェスタも、今回で7回目となる。一般オーナーから募集した約100台のクラシックカーの展示と公道パレードを中心とする内容は初回以来不変で、これも恒例となっている企画展示の今回のテーマは、「50年前のモーターショーとその頃のクルマたち」。折しも2020年の東京オリンピック開催が決定し、来年は1964年の東京オリンピック開催から50年を数えるが、50年前といえば日本車にもスポーツカーや海外デザイナーの作品など魅力的なモデルが登場し始め、モーターショーが熱かった時代でもある。その頃を振り返るべく、トヨタ博物館の所蔵車両7台のほか、初の試みとして日産自動車および日野自動車の協力により、それぞれが所蔵する貴重なショーカー1台ずつを加えた計9台が展示された。ロケーションがいちょう祭りで賑(にぎ)わう神宮外苑とあって大盛況だった会場から、リポーターの印象に残ったモデルを中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)