2014年2月2日、静岡県小山町の富士スピードウェイで、恒例の旧車イベント「JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング」が開かれた。このイベントも1977年の初回から数えて、今回で38回目。会場は東京プリンスホテル駐車場に始まり、明治公園、汐留駅跡地(現シオサイト)、パシフィコ横浜、有明レインボータウン、そして昨年まで使われた青海臨時駐車場へと移ってきたが、今回は11年ぶりに会場を変更。それも東京都心から100km以上離れた富士スピードウェイである。東京オリンピック開催決定による湾岸エリアの再開発を見越しての変更と思われるが、この決定はイベントの内容を一変させた。前回までの主役は毎回300台前後を数えた個人出展による車両展示だったが、今回はコンクールデレガンスの対象となった日産車52台を含む85台に減少。代わってメインイベントとなったのは、サーキットならではのプログラムであるスポーツ走行で、こちらの参加車両は133台を数えた。ちなみにスポーツ走行は30分×3回、つまり計90分走り放題でタイム計測付きという、走り好きには魅力的なメニューだった。会場移転に加えてもうひとつ、久々の体験となったのが降雨。筆者は20年ほど前からこのイベントを取材しているが、雨具が必要なほど降られた記憶はない。だが今回は開場時間である午前9時ごろからポツポツと雨粒が落ち始め、昼前には本降りに。その後は徐々に好転し、午後2時ごろには日が差し始めたが、残念な天候ではあった。そんな会場から、スポーツ走行の参加車両を中心に紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)