2014年5月18日、千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦フォレスト・レースウェイで、「第4回 フェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィー」が開かれた。これはヒストリックカーレースの本場であるイギリスのイベントを範とする、四輪および二輪の旧車レースである。レースとはいえ着順やラップタイムだけにとらわれることなく、エントラントをはじめスタッフやギャラリーまで含めた会場に集う人間がこだわりのスタイルを意識することで、雰囲気を作り上げていくことを目的としているという。ゆえに参加資格は原則として1969年までに製造されたモデル(継続生産車含む)で、オリジナルの雰囲気を壊すような改造は認めず、使用可能なタイヤはダンロップ製バイアスレーシングタイヤのみとレギュレーションに定められている。今回、開催されたレースは四輪、二輪それぞれ2レースで、メインイベントともいえる1960~69年の量産スポーツカーによるエバーグリーン・カップには初回以来の常連で、このイベントの顔となった感もある日本レース界のリビング・レジェンド、生沢 徹氏も参戦した。ジェントルで和やかな雰囲気のなかにも熱い戦いが繰り広げられた会場から、出走マシンを中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)