2014年10月26日、静岡県裾野市にある帝人富士教育研修所で「ランチア・ランチ 2014」が開かれた。このイベントはランチア本社の公認を受けた「ランチア・クラブ・ジャパン」の総会として、毎年開催されているオーナーズミーティングである。つまりは恒例のイベントなのだが、ここ数年は往年のランチアのワークスドライバーであるミキ・ビアシオンやサンドロ・ムナーリを招聘(しょうへい)するといった「走りモード」のときは大磯ロングビーチ、車両展示中心の「まったりモード」のときは、メタセコイアの並木道が美しい、緑に囲まれた帝人富士教育研修所といった具合に、企画によって会場を使い分けている。今回は後者で、1984年に登場したフラッグシップサルーンの初代「テーマ」が、生誕30周年を迎えたことを祝して「ランチア・テーマ・オーナーズクラブ」との共催となった。まさに「テーマはテーマ」ということで、集まった25台のテーマをはじめ100台以上の新旧ランチアが並んだ会場から、リポーターの印象に残ったモデルとシーンを紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)