2015年1月25日、船の科学館に近い東京・江東区青海の特設会場で、恒例の旧車イベント「JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング」が開催された。旧車ファンならご存じのように、この会場はおととしまで10年以上にわたって同イベントが開かれていた場所である。昨年は東京オリンピック開催決定による湾岸エリアの再開発を理由に富士スピードウェイへと会場を移したが、この変更によってイベントの内容が一変し論議を呼んだ。それまで毎回300台前後を数えた個人出展による車両展示が100台未満に激減、代わって主役となったのはスポーツ走行の参加車両。走り好きにとっては料金がリーズナブルで走行時間もたっぷりと好評だったが、場所が場所だけに見学客も少なく、全体としては「青海のほうがよかった」という意見が多数を占めた。そうした声を受けてのことであろう、39回目を迎えた今回は青海に戻ってきたのである。この決定は歓迎すべきことであるが、1年間の空白によって何もかもがおととしまでと同じというわけにはいかず、出展台数はやや減少していた。とはいえフリーマーケットを含め231台の個人出展、78のクラブスタンド、38のオートジャンブル(旧車関連ショップの出店)という規模は、依然として日本最大級ではある。このところ東京地方は不安定な天候が続いているが、幸いなことに快晴で一日中ほとんど無風状態という絶好のイベント日和に恵まれた会場の様子を、写真で紹介しよう。
(文と写真=沼田 亨)

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