イタリアの「フィアット・バルケッタ」愛好会「バルケッタ・クラブ・イタリア」は、2015年6月22日から28日にかけて国際ミーティングを開催した。
今回は、1995年に同車の生産が開始されてから20周年を記念したもの。南部ナポリを出発し、首都ローマのフィアット旗艦ショールーム「モーターヴィレッジ」や、マラネッロの「フェラーリ博物館」などを訪問しながら北上し、フィアットゆかりの地トリノに達するコースがとられた。
トリノでは、後期型の生産拠点であったミラフィオーリ工場などとともに、フィアットの旧工場「リンゴット」も訪問。工場ビルの象徴である屋上テストコースも楽しんだ。全ルートだけでなく、一部ルートのみ参加可能という“ゆるい”レギュレーションだったが、リンゴット訪問日を例にとれば100台近くが集まった。
ところで、こうしたイベントの場合オーガナイザーは、ワゴン車などで追うことが普通だが、今回の場合、そうした車はなし。彼らは訪問地で必要なツールから参加者に配る記念品まで、すべてバルケッタに分載してやってのけた。日頃からの慣れたバルケッタ使いと、「いつでも愛車と一緒」という熱いパッションが感じられた。

(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

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