2015年9月6日、静岡県小山町の富士スピードウェイで、今回で23回目を迎えたアメリカンテイストなクルマ&バイクの祭典「スーパーアメリカンフェスティバル2015」が開かれた。ドラッグレースを柱にカーショー、R&Rグループ「クールス」のライブといったプログラムは初回以来不変だが、中でも最高峰カテゴリーのトップフューエルを含むドラッグレースは、日本最大級の規模と伝統を誇る。主催者によると、日本各地にごく少数存在していたドラッグレースを開催できる場所が続々と閉鎖されてしまったため、今年は150台のキャパシティーを大幅に超える参加希望があり、50人以上に断りを入れざるを得ない状況だったという。そのドラッグレース開催の絶対条件は、コースがドライコンディションであること。少しでも路面がぬれてしまったら、実施不可能なのである。空模様をにらみつつ幕を開けた今回は、小雨がパラついては中断、数分でやんだ後に路面状態を確認して再開を2、3度繰り返しながらなんとか進行していた。だが、午後2時過ぎに降り出した雨はすぐに勢いを増して本降りとなってしまい、レースは残念ながら中止。それでも参加全車両が1本目を走り終え、2本目を走る途中まで持ちこたえたことは、幸いだったというべきだろうか。そんな会場からドラッグレース出走車両を中心に紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)