2015年11月1日、群馬県桐生市にある群馬大学理工学部 桐生キャンパスにおいて「第10回 クラシックカーフェスティバル in 桐生」が開かれた。今や関東圏では質・量ともにトップクラスとなったこのイベントも、今回で区切りとなる10回目。しかも今年は会場を提供している群馬大学工学部(理工学部の前身)が、創立100周年を迎えた記念すべき年であるという。となれば、いやが上にも期待は高まるが、これまで何度も見る者を驚かせてきた主催者は、今回もダブルアニバーサリーにふさわしいサプライズを用意して、見事にその期待に応えてくれた。
一昨年はホンダコレクションホール所蔵の2台の第1期「ホンダF1」、昨年は「スバルP-1」と「オオタOC型フェートン」という2台の幻の国産車を並べた、目玉企画である特別展示車両。今回はトヨタ博物館所蔵の「トヨタ2000GTボンドカー」「トヨタ7ターボ」という、これまた門外不出の2台の展示を実現したのである。メインプログラムである一般参加の車両展示は、車種のバラエティーに富んだ内容で、しかもそれぞれレベルの高いモデルが300台以上並んだ。会場にはそれらの展示車両に交じって、カーショップの出店あり、フリーマーケットあり、フードコートありで、いずこも大盛況だった。そんな会場から、リポーターの印象に残ったモデルとシーンを紹介しよう。(文と写真=沼田 亨)