2015年11月29日、静岡県小山町の富士スピードウェイで「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015」が開かれた。これは今回で18回目を迎えた、恒例の日産/NISMOのモータースポーツファン感謝イベントである。一昨年は日産創立80周年、昨年はNISMO創立30周年を記念しての開催だったが、今回はそうした特別な企画はなし。とはいえ、例年同様に「熱い一日」だった。
こうしたファン感謝イベントは他社でも実施しているが、筆者の目には、NISMO FESTIVALがもっともコアなファンの心情に近いところで企画されているように映る。プログラムの中から例を挙げれば、プロドライバーによるレーシングカー同乗走行。そのプログラム自体は他社のイベントにもあるとはいえ、レジェンドドライバーが操る、歴史に名を刻んだ希少なマシンにまでファンを乗せてしまうところは、日産/NISMO以外にはない。体験するファンからすれば、日産/NISMO党としてこれ以上の喜びはない、と言っても過言ではないプログラムであろう。実際にレースを戦った、型遅れのレーシングマシンのパーツ販売もしかり。大きなエアロパーツを抱えて、あるいは重いホイールを提げて歩いているファンの、満足気な表情が印象的だった。
そうしたファン目線のNISMO FESTIVALを楽しもうと、早朝から3万人の来場者が集結した会場の、イベント広場やパドック、ピットにおける光景を紹介しよう。(文=沼田 亨/写真=沼田 亨、webCG)
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