2015年11月29日、雪を頂いた富士山が見下ろす絶好のイベント日和に恵まれた静岡県小山町の富士スピードウェイで、「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015」が開かれた。これは今回で18回目を迎えた、恒例の日産/NISMOのモータースポーツファン感謝イベントである。
同様のファン感謝イベントは他社も実施しているが、NISMO FESTIVALの特徴は、ヘリテイジを非常に大切にしていることだ。それゆえ毎回、日産/NISMOの栄光の歴史を築いてきた数々のマシンを展示するだけでなく、実際に走らせる。今回も「NISSAN MOTORSPORTS HERITAGE RUN」と題されたプログラムには、1969年日本グランプリの優勝車である「R382」から、2011年FIA GT1選手権のチャンピオンマシン「GT-R GT1」までの9台が登場。実際にそれらのマシンを操っていた、日産ワークス黄金時代のレジェンドドライバーである北野 元氏や長谷見昌弘氏、星野一義氏らがステアリングを握った。その一方で、昨季と今季のSUPER GTのGT500を連覇した松田次生/ロニー・クインタレッリ組の「オーテック・モチュールGT-R」をはじめ、最新の現役マシンが模擬レース「CRAFT SPORTS presents NISMO GP 2015」で火花を散らした。ここでは、メインコースで実施された、そうしたプログラムにおけるマシンの雄姿、バトルシーンを中心に紹介しよう。(文=沼田 亨/写真=沼田 亨、webCG)
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